唐辛子にはカプサイシンという辛みをもたらす化合物が含まれています。唐辛子を扱った手で目元に触れると痛くなるのも、この成分が原因です。唐辛子をきざんだ後に手が痛くなってしまっても焦る必要はありません。脂溶性のカプサイシンは、家庭に常備されているもので安全に、そして効果的に取り除くことができます。 [1] X 信頼性の高い出典文献 American Chemical Society 出典を見る
ステップ
-
手にオリーブオイルをつける 大さじ1のオリーブオイルを一方の手の平に出し、手をこすり合わせるようにして、よく馴染ませます。指先、手の平、手の甲までまんべんなく馴染ませましょう。 [2] X 出典文献
- カプサイシンは、水よりも油によって分解されやすいという特徴があります。水で手を洗うだけでは、カプサイシンを落とすよりも、むしろさらに広げているようなものなので、悪化します。
- オリーブオイルの代わりに植物油を使うこともできます。
-
爪の裏側もこする カプサイシンは爪にもはさまり、どんなに手を洗っても、しばらく影響が残ります。そこで、爪先から爪の裏にかけての部分も、できる限りオイルでこすっておきましょう。
- ペーパータオルの角をねじって尖らせ、オイルに浸しましょう。この先端で爪の裏側の部分を優しくこすりましょう。届きにくい部分に潜んでいるカプサイシンも分解できるようになります。
- また、残っている唐辛子エキスを取り除く手段として、爪を切ると良いかもしれません。
-
せっけんと水でオイルを洗い流す オイルが完全に取り除かれるまで必要に応じて繰り返しましょう。爪の裏に残っているオイルもしっかりと洗い流します。 [3] X 出典文献
- 手洗いせっけんの代わりに食器用洗剤を使うと良いかもしれません。食器のしつこい油汚れを落とすことに特化した洗剤なので、手に付着しているオイルも、より素早く落ちるでしょう。
- オリーブオイルは、乾燥肌に潤いを与えるという効果もあるので、洗い終えた後の手が柔らかくなっているかもしれません。
広告
-
-
アルコールがない場合は薄めた漂白剤に手を浸す アルコールの代わりに、ボウルあるいは大きな容器で薄めた漂白剤(水5に対して漂白剤1)を用いることもできます。ただし、手を浸してもすぐに取り出すようにしましょう。漂白剤に触れると肌に痛みが伴い、長時間さらされるとひどい皮膚炎を起こす恐れもあるので、慎重に扱いましょう。漂白剤と肌に付着しているカプサイシンが化学反応を起こします。この化学反応によってカプサイシンの成分が中和されます。 [6] X 出典文献
- 漂白剤は非常に強い化学薬品で、衣類に付着すると色素が抜けます。ボウルに注ぐ際は注意深く行いましょう。しぶきがはねてしまった時に備え、古くなった服やエプロンを着用しておくと安心です。
- ラグやタオル、絨毯に付着しないよう、この混合液はキッチンまたは洗面所などのシンクで作りましょう。
-
手を洗い保湿する アルコールまたは漂白剤を手につけた後は、せっけんと水で、手や手首に残っている唐辛子成分を優しく洗い流しましょう。アルコールも漂白剤も肌を乾燥させるので、食器用洗剤ではなく優しい手洗いせっけんを使いましょう。
- 漂白剤の臭いが落ちるまで何度も洗う必要があるかもしれません。
- 手を洗い終えたら保湿剤を塗って、化学薬品によって奪われてしまった自然の潤いを取り戻しましょう。
広告
-
水、重曹、過酸化水素でペーストを作る 重曹小さじ8分の1、水大さじ1、さらに過酸化水素大さじ1をボウルで混ぜ合わせましょう。フォークを使い、重曹の塊をつぶしながら優しくかき混ぜます。 [7] X 出典文献
- 過酸化水素はカプサイシン分子の構造に作用し、痛みの原因となる成分を中和します。
- 重曹は、過酸化水素を活性化させながらカプサイシンを吸収する役割を担います。
-
手をペーストの中に沈める 重曹と過酸化水素のペーストの中に手を入れ、手全体が覆われているようにしましょう。指の間にもまんべんなく行き渡るように手をこすり合わせます。 [8] X 出典文献
- 1分ほど手を浸した状態を維持し、ボウルから手を取り出します。
- 過酸化水素は衣服に付着すると染みになるので、布製品を遠ざけておきましょう。エプロンを着用すると衣類が保護できるので安心でしょう。
-
せっけんと水で洗い流す ペーストが乾くまで待ち、せっけんを手に付けて泡立てさせます。流水でペーストを洗い流します。
- 爪の裏側もよくこすりましょう。ペーストの粒が頑固に隠れている成分も取り除きます。
- 残っていた唐辛子もせっけんと水によって分解されて落ちていくでしょう。
広告
出典
- ↑ https://www.acs.org/content/dam/acsorg/education/resources/highschool/chemmatters/archive/chemmatters-dec2013-pepper.pdf
- ↑ https://www.thekitchn.com/hot-pepper-hands-an-easy-way-t-153769
- ↑ https://www.thekitchn.com/the-best-remedies-for-hot-pepper-hands-tips-from-the-kitchn-208527
- ↑ https://www.thedailymeal.com/secret-antidotes-hot-pepper-hands-slideshow/slide-4
- ↑ https://www.thekitchn.com/feel-the-burn-tips-for-washing-96609
- ↑ https://www.thekitchn.com/the-best-remedies-for-hot-pepper-hands-tips-from-the-kitchn-208527
- ↑ https://www.cooksillustrated.com/how_tos/6651-lessening-a-chile-peppers-burn-on-skin-or-in-mouth
- ↑ https://www.thekitchn.com/the-best-remedies-for-hot-pepper-hands-tips-from-the-kitchn-208527
このwikiHow記事について
このページは 40,194 回アクセスされました。
広告