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パーティーにピニャータを用意するとデコレーションと楽しみをまとめて演出できます。だからと言って、次のパーティーのためにピニャータをわざわざ買いに行く必要はありません。以下のシンプルなステップで自家製ピニャータを作ることができ、しかもピニャータを作ることはそれを壊すのと同じくらい楽しいかもしれません!
ステップ
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好みのピニャータの形を選びましょう。 ピニャータはどんな形にでも作れます。もっとも簡単に作れる形は風船の形をもとにした楕円形ですが、どんな形でもできます。
- 複雑な形を作るには、風船型に画用紙やボール紙をテープやのりで貼り付けます。
- 伝統的なピニャータは陶磁器の壺を型にして作られていますが、これだと散らかる上に、危険でもあります。柔軟な型を使った紙のぺニャータが無難です。
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作業場所の周りが汚れないように保護します。 ピニャータを作成する際は少し散らかりますので、十分なスペースのある場所で作業してください。新聞紙を重ねるか使い捨てのビニール製テーブルクロスで作業場所を覆います。こうするとテーブルが汚れず、後片づけがらくになります。また古いシャツやエプロンを着たり、ゴム手袋を使用して自分も汚れないようにしましょう。
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張り子用ののりを作ります。 ボウルに小麦粉2カップ、水2カップ、塩大さじ1を入れます。とろみがついててんぷらの衣のようになるまでかき混ぜます。かたまりをすべてなくす必要はありません。比較的なめらかで小麦粉のかたまりが多少残っているような状態にします。
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細長い張り子紙を準備します。 新聞紙を幅約2.5~5.0cm、長さ約15cm~20cmに細長く切ります。この大きさにすると新聞紙が風船の表面にきれいに平らに並びます。風船を何層にも覆うことができるように、長細く切った新聞紙をたくさん用意します。広告
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風船を膨らませます。 これがピニャータの本体を形成するので、大きく形良く膨らませます。なるべく丸い形に風船を膨らませましょう。そのほうがお菓子を入れるスペースが大きくなります。四角いピニャータを作る場合は箱を使用します。足、腕、しっぽ、鼻、帽子などの部分は、ボール紙や新聞や画用紙等を使用して付け加えます。追加する部分はマスキングテープまたは透明のテープで貼り付けましょう。
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細長く切った新聞紙にのりをつけます。 のりの中に新聞紙を入れ、指でつまむかボウルの端で新聞紙の余分なのりを落としましょう。
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風船に張り子のりをつけます。 細長く切った新聞紙を交差させながら風船全体が隠れるまでまで貼りつけます。風船を取り出しやすくするために、風船の口の結び目には新聞紙は貼りません。これを3、4回繰り返します。一層ごとに乾かしてから次を貼りましょう。
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ピニャータを乾かします。 新聞紙の貼りつけが終わったら、完全に乾いて固くなるまでそのまま置きます。広告
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ピニャータに絵を描きます。 1色を紙全体に塗り、表面を滑らかで平らにします。特別にきれいに塗る必要はありません。紙全体にただ塗るだけです。色が透けて見えることがあるので、デコレーションや、ピニャータの形になる動物やキャラクターなどに合った色を選んでください。
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ピニャータにクレープペーパーを貼ります。 こうすると伝統的なピニャータのようになります。クレープペーパーを細長く切り、ピニャータにのりで貼りつけていきます。 紙を細長いままか房のボールのようにまとめて貼りつけましょう。
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仕上げをします。 クレープペーパーでベースを作ったあと、ピニャータに細かい飾りを加えます。色とりどりのカップケーキの薄紙や明るい色のティッシュペーパーはふさ飾りに適した材料です。動物の形をしたピニャータにはキョロキョロと動く目玉を付けると見た目が面白くなります。広告
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お菓子を入れるための穴を作ります。 風船がまだ割れていなければ、まず割って取り除いてください。風船の口には紙を貼らなかったので、小さな穴があるはずです。
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必要に応じて穴を広げます。 お菓子が中に入らない場合は、お菓子の大きさに合わせて穴の端を切って穴を広げましょう。。
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穴の周辺に小さな穴を2つ開けます。 穴に紐またはリボンを通して結び輪を作ります。こうするとピニャータを吊るのに便利です。
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お菓子を詰めます。 お菓子や飾りリボン、その他お好きなものを何でも詰めましょう。床に落ちるので、壊れやすいものや極端に小さいものは避けたほうがよいでしょう。
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穴を埋めます。 クレープペーパーをのりで貼りつけるか、マスキングテープを使用して穴をふさぎます。これでピニャータが実際に割られる前に中に入った詰め物が外に出てしまうことはありません。
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ピニャータを吊るします。 別の紐またはリボンを先ほど作った輪に結び、ピニャータを吊るしたい場所に結びつけます。広告
ポイント
- ピニャータにはすぐに傷まないお菓子を詰めましょう。
- 重いピニャータには太い紐を使用しましょう。そうするとピニャータをしっかりと固定できます。
- ピニャータを割るまでに溶けないお菓子を詰めましょう。
- ピニャータを作るときにダクトテープは絶対に使用しないでください。割ることができなくなります。
- アレルギーを持つ人のことを考えて、ピーナッツを含まないお菓子を詰めましょう。
- ずるをしてはいけません。ピニャータを作って、お菓子を詰めて、友達とお菓子を分け合いましょう。さあ、棒を手に取りましょう。
- さらに大きなピニャータを作るには、パンチバルーンを使用しましょう。
- ふたを切り開ける代わりに、穴を風船の上部にしたまま(張り子のりで覆わない)、この穴からピニャータにお菓子を詰めることもできます。
- 端をテープでとめ、テープを巻いて側面を貼り合わせると、簡単にハート型のピニャータができます(より頑丈なピニャータを作るには最初の層にシリアルの箱を使用します)。
- 個別包装されたお菓子をピニャータに詰めましょう。個別包装されていない大量販売のお菓子は安く手に入りますが、ピニャータの中に詰めるお菓子は床に散らばり、落ちた場所がどこであっても子供たちはそれを食べてしまいます。個別包装されていないお菓子を使用する場合はセロファンを購入して包むと良いでしょう。
- ピニャータのふたにはコルクや小石を使用しましょう。小石やコルクを接着剤で付けます。
- 小麦粉をのりの材料に使用する代わりに、接着のりと水を混ぜたものを使用することもできます。加える水を少量にすれば、あまり水っぽくなりません。
- デコレーションはクレープペーパーだけにすることはありません!羽根、グリッター、造花などはどれもピニャータのにぎやかな飾りになります。
- 風船がなければ、段ボール箱を使用することもできます。壊すことを考えて、あまり固くない段ボール箱を使用してください。
- 吊り下げるためにピニャータの上部に紐をテープでとめることもできますが、あまり頑丈ではありません。ピニャータをより長い時間吊り下げておくには、穴を2つ開けて、穴から紐を通すと良いでしょう。さらに頑丈にするには、コーヒーの缶のプラスチックのふたに紐を通して渡すか、アルミホイルの芯のボール紙の筒を使用しましょう。
- パーティーのテーマに合ったピニャータを作ってみましょう。魚にマイラーフィルムやアルミホイルを切ったものを輝いた鱗として飾ったり、大きなサイズのクレープペーパーを使用した花びらを作って飾るのもよいでしょう。
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必要なもの
- 風船
- 新聞紙
- 水と小麦粉(のり用)または片栗粉
- はさみ
- 絵具
- クレープペーパー(その他装飾したいもの)
- 紐またはリボン(ピニャータを吊るすため)
- お菓子(中に詰めるもの)
- 45㎝ほどの木製の棒(叩くため)または大きな木の枝やバットなど
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