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発芽して1度だけ開花する一年草のひまわりは、通常は剪定の必要がありません。しかし、1箇所に複数株植えている場合は、お互いを押し倒してしまわないように手入れが必要でしょう。また、2年以上同じ株から花を咲かせる多年草のひまわりは、時々剪定をしなくてはいけません。夏の間に生い茂っても、剪定をするときちんと整った見た目になります。正しく剪定をするには、まずは行う時期を知ることから始めましょう。

方法 1
方法 1 の 2:

剪定時期を知る

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  1. 多年草の種類のひまわりは、晩春から初夏の間に、半分の背丈になるよう切るのが一般的です。そして、6〜7月に、1/3の高さにします。 [1]
  2. 暖かい気候の土地でマクシミリアン、ヤナギバヒマワリ、スワンプと呼ばれる沼地に生える北米東部産のひまわり(Helianthus angustifolius)を栽培している場合には、6月に元の長さの2/3まで切りましょう。 [2]
    • この方法をとると、巨大に成長する植物を扱いやすいサイズにでき、支柱を立てる必要もありません。
  3. ほとんどの多年草のひまわりは、夏の中頃から終わりにかけて花を咲かせます。この時期には植物をよく観察し、蕾ができ始めたら剪定は控えましょう。 [3]
    • しかし、晩夏に開花する種類のひまわりには、この方法が当てはまらないことがあります。この種類は、蕾を切り落としても数週間で復活して花を咲かすため、背丈が50〜60cm程になった時に剪定しましょう。
  4. マクシミリアンやチトニア(メキシコヒマワリ)は、6〜7月に剪定しましょう。通常3m近くまで大きくなるひまわりの高さを、扱いやすい1m程度に低く留めることができます。 [4]
    • マクシミリアンは、冬の間は鳥の餌として残しておくことができます。高く伸びたひまわりを鳥のために残しておく場合には、早春に根本付近を切って新芽を出しましょう。
  5. 一年草のひまわりは、枯れたり茶色くなってきたら根元付近で切り落としましょう。もう花を咲かせることはないため、庭から全て抜き取るのが一般的です。 [5]
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方法 2
方法 2 の 2:

ひまわりを剪定する

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  1. 最近、病気になった植物の手入れをしたのであれば、剪定道具の消毒が非常に大切です。気付かぬうちに根強い病原菌やバクテリアが庭中に広がってしまうのを、防ぐことができます。
    • ひまわりの剪定には、鋭い剪定鋏や刈り込み鋏を用いることができます。
  2. 中心の幹を切る前に、病気、弱っている、傷んでいる、交差している、枯れている、などの枝を最初に切り落としましょう。 [6]
    • 病気にかかっている葉や枝は、他の植物に病気が移ってしまうのを防ぐために、堆肥を作るコンポストには入れないようにしましょう。その代わりに、燃やしたり、袋に入れて自治体のゴミ収集に出したりしましょう。
  3. 不健康な枝を全て切り終えたら、そのひまわりを好きな形に剪定しましょう。
    • より自然な見た目のひまわりにするため、傷んだ箇所だけを切り落とす人もいます。
  4. 剪定で受けたストレスから回復させるために、定期的に水やりをしましょう。土の表面が乾いたら、毎回根まで水が行き渡るくらい十分な水をやりましょう。
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ポイント

  • 剪定を終えたら、剪定用具が錆びてしまわないよう油を塗りましょう。そして次に使う時に簡単に見つけられるように、安全な場所にしまいましょう。
  • ひまわりの頭頂の芽を切り落とすと、背丈を少し低くすることができます。横芽が花開きますが、そこまで高くはならないでしょう。
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注意事項

  • 一年草のひまわりは、一度芽を切ってしまうと新しい芽が出てこないため、剪定時には充分注意しましょう。
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