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イスラームは20億人を超える信者を抱え、その数は世界中で最も急速に増えていると言われています。 [1] X 出典文献 心からの簡単な信仰告白をするだけで新しくムスリムになることができるのは、世界の宗教の中でも他に類を見ません。しかし信仰告白が軽んじられるわけではなく、イスラームの原則に従って生活をすることに献身するという、人生の中でも最も大きな決断(のひとつ)となります。 イスラームを受け入れると、これまで犯した罪が赦されます。新しい改宗者の記録はまっさらになり、罪のない赤子のような状態に戻ります。これからもそのきれいな記録を保ち、できる限りの善行を積むよう努力するべきです。 また、イスラームは殺人を擁護しません。殺人はたいていの宗教で大きな罪となります。過激派のような行いはイスラームが推奨するものではありません。イスラームには控えめな装いをするための服装規定があり、すべての信者がそれに従うべきとされています。
ステップ
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ムスリムになるとは何を意味し、どのような行動をするべきなのか理解しましょう。 何よりも重要なのは、唯一無二のアッラーを信じることです。アッラーとは唯一神のことで、全知全能で唯一の創造主です。アッラーのために善行を行い、アッラーのみを崇拝の対象とするべきです。アッラーと同位に並ぶものは何もありません。アッラーの預言者ムハンマド(彼の上に平安がありますように)は使者であり、地球上に送られた最後の預言者で、彼の後には預言者は存在しません。イスラームはその教えを、創造されたままの在り方とします。つまり、本来の最適な在り方こそがイスラームであるということです。ですからイスラームに「改宗する」というのは、実際には本来の自然な在り方に回帰するということになります。
- イスラームでは、時代や場所に関わらず、その教えに従った人物をムスリムとみなします。例えば、現代のイスラーム確立より何百年も前に生きたジーザスも、イスラームではムスリムだと信じられています。
- アラビア語で神を意味するアッラーという言葉は、(啓典の民として知られる)キリスト教とユダヤ教における神と同じものを指します。そのため、ムスリムはキリスト教とユダヤ教の預言者たち(ジーザス、モーゼ、ダビデ、エリヤなど)を敬い、聖書とトーラーは神の力によってできたものと考える一方、少しずつ長い時間をかけて改定が加えられたため信頼できないものと考えます。クルアーンは神の最後の聖典であり、過去の啓典で伝えられた真実を確認し、偽造や改悪を是正するものです。
- イスラームの特定の宗派に属するのは避けましょう。アッラーとその預言者は、信者たちに団結するよう命じました。そのため、ムスリムはアッラーとその預言者だけに従い、「ビドア」(宗教的な逸脱や異端的行為)を避けるべきです。アッラーまたは預言者が伝えていないことは、行わないようにしましょう。
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イマームと話をしましょう。 イマームは、モスク(マスジド)の内外で宗教的奉仕を行うイスラームの宗教的学者です。イマームはイスラームの知識がある良い人格者が選ばれます。あなたがイスラームを受け入れる準備ができているかどうかについても、イマームから助言をもらうことができるでしょう。
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シャハーダを唱えます。 ムスリムになってアッラーに服従したいという気持ちに絶対的自信があるのなら、信仰告白であるシャハーダを唱えましょう。シャハーダを1度唱えたら、人生をかけてイスラームの信仰に献身することを意味します。シャハーダの言葉は、「 アシュハド アッラー イラーハ イッラッラーフ ワ アシュハド アンナ ムハンマダン ラスールッラー 」で、「私はアッラーのほかに崇拝に値するものがないことを証言します。そして私はムハンマドがアッラーの使者であることを証言します」という意味です。 [6] X 出典文献 [7] X 出典文献 シャハーダを唱えるとムスリムになります。
- シャハーダの初めの部分( アシュハド アッラー イラーハ イッラッラーフ )は、他宗教の神だけでなく、例えば富と権力など、アッラーの代わりに心の中を占めてしまうものも含意します。 [8] X 出典文献
- シャハーダの後半部分( ワ アシュハド アンナ ムハンマダン ラスールッラー )で、ムハンマドがアッラーの最後の使者であるということを認めます。クルアーンにあるように、ムスリムはムハンマドを手本として彼の行動基準に従うべきとされています。
- シャハーダは誠実な心で、拘束力があるものと理解したうえで唱えます。ただその言葉を発しただけでムスリムになることはありません。声に出した告白は、心の中の信仰を反映したものであるべきです。
- 殺人、嘘をつくこと、盗みなどは決してせず、アッラーが明示したようにアッラーを崇拝します。つまり、イスラームのルールに従うということです。
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正式にムスリムコミュニティのメンバーになるには、シャハーダを唱えるときに証人に同席してもらいましょう。 神は全てをご存知で、1人でシャハーダを唱えてもムスリムとして認められます。そのため、ムスリムになるには必ず証人が必要というわけではありませんが、モスクでムスリムと認識されるには、一般的に2人のムスリムまたは入信を証明する権限を与えられた1人のイマーム(イスラーム宗教指導者)の前でシャハーダを唱えます。
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全身を清潔にしましょう。 ムスリムになったらすぐに、入浴をするかシャワーを浴びて身を清めましょう。過去を洗い流し、暗黒から光明へ出てくることを表す象徴的な行いです。
- 入信しても消すことができないほどの大きな罪はありません。シャハーダを唱えると過去の罪は許され、あなたは純粋な存在になります。象徴的には、善行を通して精神的状態を高めるよう努力する新しい人生が始まります。
- ムスリムになった男性には、できる限り早期の割礼が強く推奨されています。困難に思われるかもしれませんが、清潔さのために重要であり、アッラーからの報奨を求め、アッラーへの愛を表す行為です。近くのモスクに聞けば、割礼の施術が可能な近隣のクリニックを教えてもらえるでしょう。
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神に 祈り ましょう。 ムスリムとしての祈り方がよくわからないときは、モスクで行われる1日5回の礼拝に参加すると、その方法を簡単に学ぶことができるでしょう。祈りは安らぎと喜びをもたらすものであると同時に、すべての成人ムスリムの義務でもあります。急がずに礼拝を捧げましょう。礼拝の効果を最大限に得るためにも、焦って礼拝を済ませるべきではありません。
- 礼拝は、万物を創造しあなたの心臓を動かしている存在とあなた自身とを、精神的に繋げます。礼拝は心の平静、幸せ、平安をもたらします。このような感覚は少しずつ高まっていくことでしょう。過度の礼拝や人目を引くための礼拝はやめ、飾りなく謙虚に祈りましょう。まずは礼拝を習慣付け、それが喜びをもたらし心を満たす経験となるよう目指しましょう。
- 5回の礼拝を基盤として1日の予定を組みましょう。多くのムスリムがそうしているように、義務の礼拝の後には、アッラーに助けを求める嘆願(ドゥアー)ができるように十分な時間を確保しましょう。任意の礼拝も習慣付けることを目指しましょう。
- この世における成功と、良い審判が下されるように願って祈りましょう。2つのことを覚えておきましょう。1つめは、アッラーがあなたに求めた義務を果たすべきということです。成功を願って単に祈るだけではなく、それを達成するために必要なことを実行しましょう。2つめは、何事においてもアッラーに信頼を置くべきということです。あなたの物質的成功ははかないものですが、アッラーは不滅です。うまくいっているときもそうでないときも、アッラーに帰依しましょう。
- アッラーは他者の助けを必要とせず、私たちの崇拝さえも不要です。アッラーが私たちに礼拝を命じているのは、むしろ私たち自身のためです。
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イスラームの義務(ファルド)を遂行しましょう。 イスラームにおいて、ムスリムは特定の義務を果たすように求められています。これらの義務は「ファルド」と呼ばれます。ファルドには、ファルド・アインとファルド・キファーヤの2種類があります。ファルド・アインは個人の義務で、日々の礼拝やラマダン月の断食など、それらをする能力のあるムスリム個人に課されます。 [9] X 出典文献 ファルド・キファーヤとはコミュニティの義務で、全員が行わなくとも、コミュニティが全体を代表して行うべきことです。例えばムスリムが亡くなったとき、そのコミュニティのムスリムが何人か集まり、葬儀の礼拝を捧げる必要があります。ムスリム全員がしなければいけないということにはなりません。ただし誰も葬儀の礼拝を捧げなかった場合、コミュニティ全体が責任に問われます。
- イスラームでは、ムハンマドの生き方をもとにした指標であるスンナに従うことが求められます。推奨される行いと、命じられた行いがあります。それをするべきかどうかは、言行録(ハディース)によって知ることができます。
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ムスリムとしてのエチケット(アダブ)を守りましょう。 ムスリムには、特定の振る舞いを避けて他者を承認するなどの、推奨される生き方があります。ムスリムとして、次のような習慣に従います。
- 「ハラール」な食生活になるよう注意します。ムスリムは豚肉、死肉、アルコールの摂取を避けます。さらに、肉はムスリムによって適切な方法で屠殺されたものでなければいけません。
- 食事の前に「ビスミッラー」(アッラーの御名において)と唱えます。
- 飲食の際は、左手ではなく右手を使います。
- きちんと清潔を保持します。
- 不要な異性との関わりを避けます。イスラームでは、婚外の性的な接触はいかなる形でも禁じられています。
- 既婚女性は、月経期間中に性行為をしません。
- 控えめな装いを重要視するイスラームの服装規定を学び、実行します。
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イスラーム信仰の5つの柱を理解して取り入れます。 5つの柱とは、ムスリムに課されている5つの行いのことです。敬虔なイスラームの生き方の基盤となる、次の5つのことを指します。
- 信仰告白(シャハーダ) ムスリムになるときに、アッラー以外に神はなく、ムハンマドがアッラーの使者であると証言します。
- 1日5回の礼拝 (サラー) 礼拝は、1日を通して計5回、聖なる都市マッカの方位を向いて捧げます。
- 可能な場合、ラマダン月に断食(サウム)をすること ラマダン月とは、断食をして、礼拝や施しなどいっそうの善行をする聖なる月です。
- 貧者に富の2.5%を喜捨(ザカート)すること ムスリムは皆、恵まれない人々を助ける義務があります。
- マッカ巡礼(ハッジ) 身体的、経済的に可能なムスリムは、一生に一度、マッカへ巡礼の旅をすることが義務付けられています。
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6つの信仰箇条を信じましょう。 ムスリムはアッラーを信仰し、たとえ人間には感じることができないことについても神の明示を信じます。ムスリムが信じなければならない6つの信仰箇条は次の通りです。
- アッラー(神) 神は万物の創造主であり、崇拝に値する唯一の存在です。
- 天使 天使たちは、神意に服従する絶対的なしもべです。
- 啓典 クルアーンは、天使ガブリエルを通じてムハンマドに啓示された、完全なる神意です(キリスト教とユダヤ教の聖典もアッラーが与えた神聖なものとされますが、一部またはそれ以上が改変されています)。
- 預言者たち 神が預言者たち(ジーザスやアブラハムなど)を送り、神の言葉を地球上に広めました。
- 最後の審判の日 神のみが知る最後の日に、すべての人々が審判を受けるため蘇らせられます。
- 定命 全てのことは神によって定められ、何事も神の意思しないことや、神に知られることなく起こることはありません。
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クルアーンを読み続けましょう。 クルアーンの翻訳版からもたくさんのことを学ぶことができます。翻訳版の種類によっては、比較的わかりにくいものもあります。しかし、自分だけの力でクルアーンを解釈しようとするよりも、クルアーンを勉強した識者に助けを求めた方がよいでしょう。近くのモスクにも、イスラームの理解を深めることを進んで手伝ってくれる人々や、勉強を始めるのに適している「新しいムスリム」向けの会などがあるかもしれません。あなたが居心地よく感じられ、あなたにうまく教えられる知識がある人かどうか、リラックスしつつも注意しましょう。
- クルアーンを暗唱すると大きな報奨が得られるので、多くのムスリムが覚えようとして時間を割きます。アラビア語がわかってきたら、お気に入りの章を暗唱しましょう。礼拝の中や、精神の高揚が必要と感じたときに唱えられるでしょう。
- サヒーフ・ブハーリーや、サヒーフ・ムスリムなどの真正のハディース集(預言者ムハンマドの言行録)を調べて学びましょう。
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イスラーム法について学び学派を選びましょう(任意)。 スンニ派イスラームでは、宗教法学は4つの学派があります。それらの違いを調べて自分と合うものを選びましょう。特定の学派を受け入れることによって、イスラームの主要な典拠(クルアーンとスンナ)によって示されたイスラーム法を、あなたがどのように解釈しているかが明確になります。ただし、すべての学派は同等に根拠が確かであるということを覚えておきましょう。初めはシャリーアがとても厳格に感じられるかもしれませんが、これらの決まりと罰則は、安全で公平な社会のためにアッラーから贈られたものです。受け入れるよう努力し、学んだことは日常生活に反映させるよう心がけましょう。正統学派には次のものがあります。
- ハナフィー:ハナフィーはイマーム・アブハニーファ・アンヌアマーンによって創設され、最も広く実践されています。英語での情報も最も多くあり、世俗的トルコ人から、正統派デオバンド派、バレルヴィー派にまで及びます。ハナフィーの多くが、インド亜大陸、トルコ、イラン東部、エジプトの一部と、イスラームが多数派ではない国々に住んでいます。
- シャーフィイー:シャーフィイーはイマーム・アブー・アブドゥッラー・ムハンマド・アッシャーフィイーに創設され、2番目に大きく、エジプト、東アフリカ、イエメン、マレーシア、インドネシアで優勢です。複雑な法制度でよく知られています。
- マーリキー:マーリキ―は、アブー・ハニーファに師事したマーリク・イブン・アナスによって創設されました。北アフリカや西アフリカで優勢で、サウジアラビアにも多く存在します。イマーム マーリクはマディーナの人々の実践を取り入れました。有名な学者にはハムザ・ユースフなどがいます。
- ハンバリー:ハンバリ―はイマーム・アフマド・イブン・ハンバルによって創設され、西欧諸国の少数を除いてほぼアラビア半島でのみ実践されています。ハンバリ―は教義と儀式の実践に重きを置き、最も保守的かつ厳格だととらえられています。
- 上で紹介したいずれかの学派に属することは「義務ではありません」。どの学派も預言者の時代には存在しなかったものであり、礼拝の動きなど、特定の所作に関して細かい部分の解釈が違うだけです。他人が別の学派に属しているからといって心配する必要はありません。イスラームが警告しているのは、宗派の違いで分断してしまうことです。クルアーンとスンナに従えば、地獄に行くことはないでしょう。
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なによりも、可能な限り最善の自分を目指しましょう。 あなたを怒らせ、悲しませ、憤慨させることがあったとしても、アッラーに仕えてアッラーの報奨を求めることがこの世におけるあなたの義務であり、それらを通して最善の自分になることが求められています。ムスリムは、私たちは良い人生を送るために創造され、アッラーへの奉仕を通して幸せな人生を送ることができると信じています。自分の才能を生かして他者を助け、地域に貢献しましょう。心の広い人になり、誰も傷つけてはいけまん。イスラームが平和の宗教であることを人々に説明し、伝えることを自分に課すとよいでしょう。
- 他の多くの宗教のように、イスラームも信者に「黄金律」を実行するよう推奨しています。ハディースにある預言者の助言に従いましょう。
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ポイント
- 急にイスラームを実行する生活に変える必要はありません。イスラームを受け入れる前に、良いムスリムになるためおきてについて理解を深める必要があります。学ぶことはたくさんありますが、イスラームは「自然な状態」の宗教なので、それらは自然に感じられることでしょう。
- イスラームについて学ぶため、近くのモスクで夕方や週末に開かれる勉強会に参加しましょう。イスラームは単なる宗教ではなく、生き方であり、生まれてから死ぬまでの手引きとなります。
- できる限り頻繁に、敬虔で知識の豊富なムスリムと一緒に過ごしましょう。彼らはあなたの質問にも気さくに答えてくれるでしょう。
- あなたは決して独りではありません。世界中に新しい改宗者がいます。近くのモスクでも出会えるかもしれません。
- 間違いを犯してしまったことに気付いたら、悔い改めて赦しを求めて祈ればアッラーに届くことでしょう。
- 創造主のことを意識し、いつどこにいても最善の自分でいられるようにしましょう。
- いつでも新たに学んだ信条についての疑問があれば、知識の豊富なムスリムに尋ねましょう。できれば近くのモスクのイマームからセカンドオピニオンを聞くのが望ましいでしょう。
- できれば、アラビア語でクルアーンを読めるように学習しましょう。アラビア語の文言こそがアッラーから預言者ムハンマドに啓示されたそのままの言葉で、(たとえ意味が分からなくても)アラビア語でクルアーンを読むことには大きな精神的利益があります。さらに、クルアーン原文は美しい詩のようであり、翻訳版ではそれらを感じることができません。
- アラビア語の学習が難しければ、日本語の翻訳版を読みながらアラビア語による読誦音声を聞きましょう。
- 礼拝の前には お清め をすることが重要です。
- 自分が必要とするときや苦難のとき以外にも、常にアッラーのことを思い出しましょう。
- クルアーンの解釈に幅があることから、ムスリマ全員がヒジャーブを身に付けているわけではありません。ヒジャーブを身に付けないという選択をしても、控えめな装いは可能です。
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注意事項
- 他の宗教と同様に、イスラームにも過激派が存在し、彼らの解釈をもとに憎むべき暴力的な行動を起こしてコミュニティを壊そうとします。宗教に関する情報源には気を付けましょう。イスラームをうたう風変わりで過激な教えを目にしたら、敬虔で節度のあるムスリムからセカンドオピニオンを得ましょう。
- もしかしたら、あなたに対して敵意を抱く人が表れるかもしれません。残念ながらムスリムは、テロリストと呼ばれるなど、偏屈な意見や個人的攻撃を向けられることがあります。 [10] X 出典文献 くじけずに信仰を強く持てば、アッラーからの報奨があるでしょう。
- イスラームに関する誤解が多くあるため、見聞きしたことはクルアーンの章句や預言者の言行録で確認しましょう。イスラームにおける見解について知りたいことがあるときは、学者または近くのモスクの指導者に尋ねてみましょう。
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出典
- ↑ http://www.foreignpolicy.com/articles/2007/05/13/the_list_the_worlds_fastest_growing_religions
- ↑ https://quran.com/6/159
- ↑ Sunan Abi Dawud 4597 — Grade: Hasan, https://sunnah.com/abudawud/42/2
- ↑ http://www.britannica.com/EBchecked/topic/487666/Quran
- ↑ http://islam.uga.edu/hadith.html
- ↑ https://islamqa.info/en/11819
- ↑ http://www.islamreligion.com/articles/204/
- ↑ http://corpus.quran.com/translation.jsp?chapter=45&verse=23
- ↑ http://www.questionsonislam.com/article/what-fard
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