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吸盤を使ってインテリアや収納箱などを吊るしたいときに、吸盤が剥がれ落ちてしまうのではないかと心配になることはありませんか?浴室内、窓、または車の中など、吸盤を取り付ける場所に関わらず、しっかりと表面に密着させるのは実は簡単です。この記事では、吸盤を取り付ける前の表面の下準備と、吸盤を強力にしてしっかりと密着させる方法を紹介します。

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滑らかで平らな表面に吸盤を取り付ける

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  1. 吸盤をぴったりと密着させるには、ガラス、アクリル、メラミン製素材、ステンレスなどの平らな表面が適しています。また、プラスチックの表面でも硬ければ取り付け可能です。表面にわずかな歪みや凹凸があると、空気が入り込んで密閉できなくなるため、落下する可能性が高いでしょう。 [1]
    • 浴室内に吸盤を取り付けたい場合は、ガラスのドア、大きめのタイル、アクリル製の壁などの表面が滑らかな場所を選ぶようにします。
    • 自動車用の吸盤式のスマートフォンスタンドの場合は、ザラザラした表面のダッシュボードには取り付けないようにします。フロントガラスかカーナビ画面のほうが適しています。
    • 盤は、ざらついたタイル、布、プラスチック、または柔らかい素材のプラスチックなどの多孔質の表面ではうまく密着しません。
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吸盤を取り付ける表面をきれいにする

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  1. 吸盤に埃が付着しているとうまく装着できないため、お湯と石けんで埃を取り除きましょう。 まず、糸くずの出ない柔らかい布をぬるま湯に浸し、食器用洗剤を少量つけます。そして、吸盤を取り付ける表面に付着している汚れやゴミをこすって取り除きます。汚れが取れたら水で洗い流して表面をきれいにしましょう。 [2]
    • まだ表面に汚れが残っている場合は、洗浄力の強い酢や消毒用アルコールを試してみましょう。 [3]
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表面を十分に乾燥させる

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  1. 糸くずの出ない布で拭くか、自然乾燥させましょう。濡れた表面に吸盤を押し付けると、乾いたときに気泡ができ、密閉効果が薄れます。 [4]
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食器洗剤で洗う

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  1. 吸盤が古くても新しくても、湿らせた布に食器洗剤を少量つけて拭き取りましょう。布で吸盤の内側をきれいに拭き、ぬるま湯で洗い流します。その後は糸くずの出ないタオルなどで軽く叩いて乾かしましょう。 [5]
    • こびりついた汚れには、酢を使ってこすり落としましょう。
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古い吸盤を湯に入れて温め、復活させる

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  1. まずは鍋を用意し、吸盤が完全に浸る程度の水を入れて沸騰させます。次に鍋を火からおろし、吸盤を30秒程度浸します。トングなどで取り出し、糸くずの出ないタオルで水気を拭き取りましょう。 [6]
    • 吸盤を乾かした後は、まだ温かく柔軟性があるうちに素早く取り付けましょう。
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気温が40 °F (4 °C)以上のときに吸盤を取り付ける

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  1. 気泡ができると、吸盤と表面の密着性が弱まります。吸盤の吸着力を高めてうまく取り付けるには、気温が上がるまで待つようにしましょう。 [7]
    • 窓ガラスに吸盤をつける場合は、春や夏の暖かい季節まで待つのが得策です。外の気温が低いと吸盤が滑り落ちる可能性があります。
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吸盤にワセリンを塗る

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  1. ワセリンを指につけ、吸盤の表面に薄く塗ります。吸盤を表面に押し付けるとワセリンが隙間を埋め尽くすため、水が入りにくくなって密閉性が高まります。 [8]
    • ワセリンがないときは、ハンドクリームでも代用できます。 [9]
    • 吸盤をガラスに取り付ける際には、ジェル状のワセリンが効果的です。
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半永久的に吸盤を取り付けたままにしたいときは、シリコンを試す

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  1. シリコンの使用に適している材質は、ガラス、硬質プラスチック、タイルなどです。少ない容量の防水シリコンを購入し、吸盤の表面に渦巻き状に塗ります。吸盤の端にはシリコンを塗らずに少し隙間を残しておくと、取り付けたときに余分なシリコンがはみ出しません。 [10]
    • シリコンは、ホームセンターなどで購入可能です。
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吸盤の中央をしっかりと押さえる

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  1. まず、吸盤を表面にあて、押さえ付けます。吸盤が表面にぴったりとくっついて平らになるように、親指で強く押さえましょう。 [11]
    • 端を押さえると吸盤の下に空気が入り、吸盤の吸着力が弱くなってしまう場合があります。
    • シリコンを使用して、吸盤の端から余分なシリコンがはみ出した場合は、湿らせたキッチンペーパーなどで素早く拭き取りましょう。
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丸1日置いてから吸盤を使い始める

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  1. 取り付けた直後は、物をぶら下げたり吸盤に力を加えたりしないようにしましょう。しばらく時間を置くと吸盤がしっかり固定されて落下しにくくなります。吸盤を使い始めるのはその後にしましょう。 [12]
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数日おきに吸盤を押さえる

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  1. 半永久的に吸盤の吸着力を維持したいのであれば、弱くなって落ちてくる前に、数日おきに確認する必要があります。親指で吸盤の中央を押し、中に入ってしまった気泡を取り除きましょう。 [13]
    • 吸盤から空気を抜くことを、英語では「げっぷ(Burping)」という表現を使います。
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吸盤の縁がヨレヨレになっている場合は、新品と交換する

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  1. 吸盤は、縁が表面に対して平らな場合に限り、しっかりと密閉されます。吸盤を熱湯に浸すなどして形を戻そうとした後でも、やはり縁が表面から浮いてしまう場合は、新品の吸盤と交換する時期です。近隣のホームセンターで新しいものを購入しましょう。 [14]

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