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お給料や小遣いなどをもらうと、すぐに使ってしまうタイプですか?もしそうなら、一度お金を使い始めるとなかなか歯止めが効かないかもしれません。浪費が積み重なると借金が増えて貯金も底をついてしまいます。浪費癖を治すのは難しいかもしれませんが、お金の使い方を変えると徐々に貯金もできるようになります。

パート 1
パート 1 の 3:

お金の使い方の習慣を変える

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  1. 毎月決まって必要な出費(固定費)を確認して、収入以上に使わないように気を付けましょう。毎月の固定費とは以下のようなものです。 [1]
    • 家賃と光熱費:ルームメートやパートナーとの共同生活であれば、家賃や光熱費を割り勘で払っているかもしれません。あるいは家主が暖房代を払い、自身で電気代を毎月払っているかもしれません。
    • 交通費:通勤は徒歩か、自転車か、それともバスでしょうか。
    • 食費:その月の食事代の1週間あたりの平均値を計算しましょう。
    • 健康管理:事故などに備えて健康保険に加入しましょう。保険が適用されないと自己負担が高額になる可能性があります。オンラインなどで保険料を調べましょう。
    • 雑費:ペットを飼っている場合、毎月のペットフード代は雑費として計算します。パートナーとの月に一度のデート代も織り込みます。考えられるすべての出費を書き出し、分類できない出費がないように計画を立てましょう。
    • クレジットカードの支払いが毎月あるなら、必要経費として予算に入れましょう。
  2. 例えば、ソックスに穴があいてしまったので替えを買う、壊れた携帯電話を買い替えるなどです。目的があると衝動買いがなくなります。また買うべき物が予め分かっているので、具体的に予算を立てられます。 [2]
    • 食料品の買い出しに行く前に、レシピを参考にして必要な物を書き出しましょう。メモがあると、1つ1つの材料が何のために必要なのかが分かるので余計な買い物をせずに済みます。
    • 食料品のリストに沿って買い物をするのが苦手だという人は、オンラインで購入してみましょう。出費の累計を把握できます。 [3]
  3. 「わあ、安い!買わなきゃ損!」小売業者は顧客のそういった心理を狙ってワゴンセールを開催します。セールだからという理由で買い物を正当化するのは危険です。割引率は大きくとも、多大な出費に繋がる可能性があります。買い物で考慮すべきは、必要な物か?予算内で収まるか?の2点だけです。 [4]
    • この2点がノーならば、セールで買うのをやめて必要な物にお金を回しましょう。
  4. 1週間の予算を立てて、持ち歩く現金は必要な分だけにしましょう。財布が空になってしまえば不必要な買い物はできなくなります。 [5]
    • クレジットカードを携帯する時は、デビットカードだと思って使いましょう。どんなに少額でも現金で支払っているという感覚が大きくなり、浪費が減るでしょう。
  5. 外食は高くつきます。1回につき1000円から1500円を1週間に3、4回続けるととても割高です。外食の頻度をまず1週間に1度くらいに下げ、徐々に減らして行きましょう。最終的には1か月に1度くらいに収まると理想的です。食料を買って自分で料理すると、どれくらい節約できるかが分かります。外食を特別な日だけに限って計画すると一層おいしくいただけます。 [6]
    • 職場へ毎日お弁当を持って行きましょう。寝る前の10分または朝出かける前の数分を割いてサンドイッチやスナックを作りましょう。毎日の弁当持参は大きな節約になります。
    • 節度をもって外食しましょう。たまには外でランチを取るのも悪くありませんが、贅沢は避けましょう。その日のスペシャルメニューやクーポンなどを確認し、テイクアウトをする場合は、おしゃれなカフェではなくスーパーで買うようにしましょう。
  6. 30日または1か月間必要なもの以外は買わない、という方針を立てましょう。欲しい物ではなく必要な物だけに集中すると1か月間の出費がかなり減ります。 [7]
    • 出費を極力抑える癖をつけると、必要な物と単にあると便利だと思う物の区別が明確になります。家賃や食料などは明らかに必要な費用ですが、ジムの会費やマッサージ代はどうでしょうか。よく考えた結果、ジムは健康が維持でき気分も爽快になる、1週間に一度のマッサージも背中のコリが解消されて楽になる、と結論づけられれば必要な費用として分類しましょう。予算内に収まり支払に余裕がある場合は、無理に節約する必要はありません。
  7. DIYは新しい技術の習得や節約に最適です。DIYに関するブログや本がたくさん出ています。参考にすると限られた予算内で高価な物の修繕などができます。高い費用を出して芸術作品や装飾品を買う代わりに、自分で作ってみましょう。予算内で自分好みのおしゃれな物が作れると楽しいものです。 [8]
    • 「Pinterest」「ispydiy」 [9] 、「A Beautiful Mess」 [10] などのウェブサイトには家財道具のDIYアイディアがたくさん紹介されています。リサイクルのアイディアや既にある物をベースに新しい物を作る技術も学べます。このような技術は大きな節約に繋がります。
    • 家事や家の回りの作業を積極的に行いましょう。専門家に頼まずに自分で歩道を作ってみたり、芝刈りやプールの掃除など家の回りの仕事は家族全員で楽しんだりしましょう。
    • 家庭用洗剤や化粧品なども手作りしましょう。材料はすべてスーパーや薬局などで入手できます。洗濯用洗剤、多目的クレンザー、石鹸などは自分で作れて、店で買うよりもかなり安価です。 [11]
  8. 南米に旅行に行く、家を買うなどの人生の大きな目的を達成するためにも毎月決まった額を貯金しましょう。服を買わずにがまんしたり、毎週外出を控えたりする行為はすべて、大きな目標達成に繋がるのだと自分に言い聞かせましょう。
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パート 2
パート 2 の 3:

お金の使い方を見直す

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  1. 収入の範囲内で暮らせていないのであれば、まず何にお金を使っているのかを考えましょう。家賃や光熱費など毎月決まって出る固定費と違い、変動費は必要不可欠な出費ではないので比較的簡単に抑えることができます。 [12]
    • 変動費を無駄に使っていないかを確かめましょう。生活に必要な物の支払いができなくなる可能性があるのに、バケーションに行くつもりですか?ブランド物の最新の靴やゲームは本当に必要ですか?
    • 購入したにもかかわらず全く使っていないものがないかをチェックしましょう。何か月も使っていないゲームサイトの購読料や利用していないジムの会員費などを見直しましょう。映画や娯楽番組をすべてオンラインで見るのであれば、ケーブルテレビの契約はキャンセルしましょう。
    • ジムの会員費や仕事に必要な衣類などはグレーゾーンです。よく考えてから節約を決めましょう。
  2. クレジットカードの明細書や銀行の通帳、現金の出納記録で出費をチェックしましょう。コーヒー代、切手代あるいは持ち帰りの食事など小さな出費を書き留める習慣をつけましょう。 [13]
    • 1週間または1か月間の支出を知って衝撃を受けるかもしれません。
    • できれば1年を通してデータを取ってみましょう。ファイナンシャルプランナーに相談するのであれば、ほとんどの場合1年の支出状況を元に助言をもらえる仕組みになっています。
    • 変動費にかなり掛けていることが分かるかもしれません。出費の1つ1つを記録していくと節約できる箇所が見えてきます。
    • 必要でもないのに、欲しいからという理由でどれくらい使っているかを確認しましょう。1週間にどれくらい外で飲んでいるか、それに対してスーパーなどで買う食料品はどれくらいかを比べみましょう。
    • 固定費と変動費がそれぞれ支出の何割を占めているかを計算しましょう。固定費とは毎月決まって出ていく家賃や光熱費などの必要な費用ですが、それ以外の変動費はコントロールが効きます。
  3. 毎日の出費が簡単に確認できます。レシートを基に何にいくら使ったのかを記録しましょう。その月無駄遣いしてしまったと気づいた場合、いつ、どこで、何に使ったのかが確認できて便利です。
    • 現金ではなく、クレジットカードやデビットカードで支払うようにしましょう。出費の内容が確認できます。ただしクレジットカードはなるべく翌月1回払いにし、カード代金を翌々月に残さないようにしましょう。
  4. 家計簿アプリは、年間の支出と収入を記録し、その年にどれくらい金銭的余裕があるかを算出するものです。 [14]
    • 収入よりも支出が多いかどうかを確かめましょう。毎月の家賃を貯金から払っていたり、毎月クレジットカードでたくさん買い物しているのであれば、収入よりも支出の方が多い可能性があります。その状態が続くと借金が増えて貯金も底をついてしまいます。毎月の出費を素直に認め、支出が収入を上回らないようにしましょう。そのためにも毎月の収入と支出をきちんと計算しましょう。
    • 家計簿アプリを使うと毎日の支出が簡単に確認できます。スマートフォンにダウンロードしましょう。お金を使う毎に記録しておくことができます。 [15]
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パート 3
パート 3 の 3:

専門家の協力を得る

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  1. 衝動買いが多い人は浪費をコントロールできず、感情に任せて買い物をします。「へたばるまで買い物をする」タイプです。しかし、衝動買いや浪費した後で自己嫌悪に陥りやすいという特徴があります。 [16]
    • 衝動買いは女性に多くみられます。クローゼットには正札のついた洋服がずらりと並んでいるケースが多く、特定の物を買うという目的でデパートに出かけても、最終的には大量の買い物袋を提げて帰宅するというのが特徴です。
    • クリスマスやお正月などの休暇シーズンに陥りがちな鬱や孤独感を癒すために衝動買いに走ることもあれば、休暇シーズンとは関係なく単に気落ちしたり怒りや孤独を感じたりする時にも衝動買いは起こります。
  2. 毎週派手に買い物をしたり、支払えないのにショッピングを続けてしまったりしないかを考えてみましょう。 [25]
    • 物を買うという行為や必要でない物を買うことで気分が高揚しませんか?買い物をたくさんすることで気分が「ハイに」なりませんか?
    • クレジットカードを複数枚持っている、高額のクレジットカード残高があるということはありませんか?
    • 買った物を家族やパートナーに隠していませんか?浪費癖による巨額の出費をアルバイトなどで補ってはいませんか?
    • 買い物依存の人は、現実から目をそらしているか、自分に問題があると認められないことが多々あります。
  3. 買い物依存症は病気です。専門家に相談するかサポートグループに参加して、問題を真剣に考えて解決に向けて努力しましょう。
    • 治療中、衝動買いの根本的原因が特定できて浪費の危険性に気づくかもしれません。また、セラピーを通して、感情面での問題に取り組めるような健康的な代替方法が見つかるかもしれません。
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