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立ち泳ぎは四肢を動かして水に浮かび続けることを目的とした、基本的なサバイバル水泳法です。泳げるようになるよりも先に習得できるでしょう。立ち泳ぎは、水球などの水上競技にもよく使われます。水泳が得意ではなくても、スタミナを付けてより長時間の立ち泳ぎを可能にし、身体全体の力を向上させましょう。

方法 1
方法 1 の 2:

基本的テクニック

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  1. 身体を垂直に立てたまま、四肢すべてを動かします。身体を水平に倒し、脚をばたつかせると、立ち泳ぎにはならず泳ぎだしてしまいます。
  2. Watermark wikiHow to 立ち泳ぎをする
    頭を水から出し、ゆっくりと呼吸を正しましょう。呼吸をゆっくりにすると心が落ち着き、体力を蓄えられるので、より長時間浮かんでいられるでしょう。
  3. Watermark wikiHow to 立ち泳ぎをする
    腕を上下に動かすと、身体が沈んで上下してしまいます。指先を閉じたまま腕を前後に動かし、手のひらは進行方向に向けます。この動きで、上体が浮かびます。
  4. Watermark wikiHow to 立ち泳ぎをする
    円を描くように動かす場合は、つま先は伸ばさずに固定します。脚を前後に動かす場合は、つま先を伸ばして継続してばたつかせましょう。
  5. Watermark wikiHow to 立ち泳ぎをする
    背中が下になるように身体を傾け、少しの間身体を休めましょう。このときも両腕と両脚を動かして水をかく必要がありますが、身体が垂直なときほどの動きは必要ありません。
  6. Watermark wikiHow to 立ち泳ぎをする
    木の丸太、パドル、ゴムボートなど、水に浮かび自分の身体を支える役に立つものを使いましょう。体力の消耗が少ないほど、長時間耐えることができます。
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方法 2
方法 2 の 2:

立ち泳ぎのテクニック

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  1. Watermark wikiHow to 立ち泳ぎをする
    犬かきでは、両腕を身体の前で動かしながら、両脚を上下に動かす泳ぎ方です。
    • 長所:犬かきをするのに、それほど「きちんとした泳法」というものはありません。
    • 短所:体力を消耗するので、この泳法を長時間続けることはできません。
  2. Watermark wikiHow to 立ち泳ぎをする
    ばた足は、両腕を広げてバランスを取りながら、脚を動かして水に浮かぶ方法です。ばた足ではつま先を伸ばしたまま、両側の脚が前後に入れ替わるように蹴ります。継続して脚を前後に動かしましょう。
    • 長所:ばた足をしているときには両腕が自由になるので、何か他のことをすることができます。
    • 短所:両脚の力だけで身体を浮かせるのが大変です。
  3. Watermark wikiHow to 立ち泳ぎをする
    カエル泳ぎでは、脚を横に出してから引き戻します。脚が合わさった状態から始め、脚を横に出したら素早く引っ込めます。
    • 長所:ばた足や犬かきよりも疲れにくいでしょう。
    • 短所:浮かび続けるというよりも、脚の動きによって身体が浮いたり沈んだりします。
  4. スカリングとは、手を使って立ち泳ぎをする方法です。手を広げて横に伸ばし、手は水面から出ないようにします。手のひらを内側に向け、身体の前で触れる直前まで動かします。その後手のひらを外側に向け、身体の真横の元の位置に来るまで動かします。手の進行方向を変えるときも、一連のなめらかな動きにするよう心がけましょう。
    • 長所:スカリングの際中は足が自由になるため、ばた足など脚を使う他の泳法と組み合わせることができます。
    • 短所:水面から出るのは頭部だけです。
  5. エッグビーターと呼ばれることもあるこの泳法は、片脚を時計回りに動かしながら逆の脚を反時計回りに動かす方法です。このテクニックは習得が難しいですが、体力を温存することができます。
    • 長所:この泳法を習得すれば、かなりの体力を節約できます。
    • 短所:このテクニックを熟達させるのは難しいので、たいていの場合多くの練習が必要になります。
  6. 背面を下にして身体を浮かせます。すぐに、円を描くように手を動かします。脚は合わせて上下に動かしましょう。
    • 長所:子どもにも説明しやすいでしょう。
    • 短所:手を円を描くように動かすため、じきに疲れるでしょう。
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ポイント

  • 水に含まれる塩や砂糖が多いほど、身体は浮かびやすくなります。
  • 必要なときは水に浮かぶものを使いましょう。道具を使うと、水中で浮かぶことに慣れることができます。
  • 身体を動かすと、水中で自分の体重を支えやすくなるでしょう。
  • 水泳中に疲れたら、腕を使わずに泳いでみましょう。
  • 力を抜いて体力を温存しましょう。立ち泳ぎの時間が長くなるほど疲労がたまるので、低体温症になりやすくなります。
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注意事項

  • 必ず誰かと共に泳ぐようにしましょう。
  • 水泳初心者の場合、誰かにいいところを見せようとするのはやめましょう(腕を使わない立ち泳ぎ、脚を使わない立ち泳ぎなど)。
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