家に紙のカゴがあると何かと便利です。贈り物にしても喜ばれます。家にある物を使ってできる上、作り方は簡単で大人も子供も楽しめます。上手に編めるようになったら、形、大きさ、色を変えてみたり、飾りをつけて独創的なカゴを作りましょう。
ステップ
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カゴ編みに使う細長い紙片を用意しましょう。 A4サイズの工作用紙を3枚使用します。カゴの底になる紙を縦に置き、上下10cmの所に1本ずつ、全部で2本水平な線を描きます。この線はカゴの底を作るときの印にします。次に、この紙を縦に切って1.2cm幅の紙片にします。
- カゴの底にする紙には茶色、黒、白などの落ち着いた色を選びましょう。あとの2枚はカゴの綺麗な面になるので、何色でも構いません。
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カゴの底を編みましょう。 (底用に)切った紙片8枚を並べます。先ほど描いた線を表に向け、線がつながるように紙片を並べましょう。この色の紙片1枚を上側の線に合わせて、最初は上、次は下というふうに交互に編みます。端まで編んだら、中央に揃えましょう。2本目は1本目とは逆向きに、最初は下、次は上と、交互に編みます。編み終えたら紙片同士を隙間の無いように寄せ、端を揃えましょう。
- 同様に8本全部を編みましょう。
- 完成した底は9.6cm四方で、先に描いた線の内側に収まるでしょう。また、四角周辺にはそれぞれ約10cmの紙が余ります。
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周囲の紙片をカゴの側面に折り上げましょう。 全面同じ高さになります。
- カゴの中心に9.6cm四方の箱またはブロックを置き、それに対して紙を折るときれいに折ることができます。それに、次の手順がやり易くなります。
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側面用の用紙で同じように紙片を作り、底から折り上げた縦の紙片に編みこみましょう。 横の紙片をカゴ側面を1周して折りましょう。
- カゴ1周分には約1枚半の紙片が必要です。2枚の紙片をテープまたはのりで繋ぎましょう。繋ぎ目をカゴの内側にして隠します。こうすると、カゴの表側に繋ぎ目がなくきれいです。
- この紙片をカゴの側面全体に編みこみましょう。編み終えたら両端をテープまたはのりで繋ぎ、先ほどと同様に内側に隠しましょう。
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次の紙片を同じように編みこみましょう。 側面がチェック柄になるように、編みこみの上下を1枚目と逆にしましょう。
- 同様にして上部まで編みましょう。
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カゴを仕上げましょう。 縦の紙片の余り部分を切り落とし、端を最上段にテープまたはのりで貼りましょう。次に、底と同色で少し幅広の紙片をカゴ内側の縁にテープまたはのりで貼りましょう。同じ紙片をカゴ外側の縁にも貼れば補強になります。
- 持ち手をつけたい場合は、上部の縁をつける前に、長い紙片をカゴ側面にテープまたはのりでつけましょう。
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完成です。広告
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新聞を筒状に丸めましょう。 最初に、新聞を半分に切り、また半分にして4枚にします。正確に4等分でなくても結構です。次に、巻いた紙が最終的に紙の大きさより長くなるように、1枚の1角に竹串を少し斜めに置きます。そして、竹串に新聞紙をきつく巻きましょう。巻き終えたら、ほどけないように端にのりをつけましょう。
- 紙筒がたくさん必要になるので、この手順でたくさん作りましょう。
- 竹串の代わりに、細い編み針や3mmの釘など細長く丸いものならなんでも使えます。
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カゴの底に丸い厚紙を使いましょう。 大きくても小さくても、お好みで結構です。この中心から放射状に紙筒を並べてのり付けしましょう。ただし、筒の数は奇数にします。
- 底が大きいと必要な筒の数が増えます。筒同士の間隔を狭くすれば、しっかり詰まった編み目にできます。
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1枚目と同型の厚紙をもう1枚底に貼りましょう。 2枚目を1枚目にのり付けして、2枚で紙筒をしっかり挟みます。
- のり付けした底に重しをして、全部のパーツが完全につくまで乾かしましょう。
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放射状の筒を縦に折り上げて編み始めましょう。 新しい筒を1本とり、縦の筒の1本に巻いて端をのり付けします。次に、縦の筒に上下交互にくぐらせて編みましょう。カゴの下方(1本目は底、2本目以降は先に編んだ筒)にできるだけぴったり寄せましょう。
- 筒は編むと平らになります。これでカゴが頑丈になります。
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1本目の終わりまで編んだら、端を次の筒の中に入れて繋ぎましょう。 つまり、1本の長い筒でカゴ全体を編むことになります。
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カゴの上部まで、またはお好みの高さまで編みましょう。 編み終わりにきたら、端を縦の筒の1本に巻いてのり付けしましょう。
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仕上げに縦の筒をカゴ側に折りましょう。 筒をカゴ上部から2.5mm上で切りましょう。それから、次のようにしましょう。
- 外側に出た縦の(最上段の横の筒が内側になっている)筒を、カゴの内側に折って端をのり付けしましょう。のりが乾くまで洗濯ばさみで固定しましょう。
- 内側に出た縦の(最上段の横の筒が外側になっている)筒を、カゴの内側に折りましょう。端をのり付けする代わりに、上から2段目の編み目にしっかり入れ込みましょう。
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完成です。広告
必要なもの
- 工作用紙または新聞紙
- テープまたはのり
- はさみ
- 底用の厚紙
- 竹串
出典
- Videos provided by Sarah J (Pugdemonium)
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