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抜糸をする際は、医師にかかったり、病院へ行くのが一番ですが、その必要がない場合も中にはあります。安静期間が過ぎて、傷口が完全に塞がっているのであれば、自分で抜糸を行える場合もあります。必要なものはピンセットとハサミだけです!
ステップ
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抜糸しても問題がないことを確認する 場合によっては絶対に抜糸をするべきでないこともあります。外科手術の後に縫合した時や、安静期間(たいてい10〜14日間)が経過していないうちに自分で抜糸をしてしまうと、感染症にかかる危険性が増して、傷口の治癒を妨げてしまう恐れがあります。 [1] X 出典文献
- 医師に抜糸をしてもらう場合は、治癒を促進するために、たいてい抜糸後に医療用テープを貼られるであろうことに留意しましょう。自宅で行う場合は、必要な処置を施せない可能性があります。
- 抜糸を行っていいか確認したいのであれば、医師に連絡しましょう。自分で処置を行って大丈夫かどうかを教えてくれるはずです。
- 傷口が痛んだり、赤くなったりするようであれば、抜糸をせずに医師にかかりましょう。感染症の疑いがあるかもしれません。
- 抜糸は診察の予約なしで行ってもらえる場合も多くあります。飛び込みで抜糸をしてもらえるかどうか、医師に電話して聞いてみましょう。
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抜糸に必要な道具を選ぶ 可能であれば、切れ味のいい外科用のハサミを使用しましょう。つめ切りバサミやクリッパー型のつめ切りでも大丈夫です。刃の鈍いものは避けましょう。また、ナイフはすべり易いので使わないようにしましょう。
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切断に使う道具とピンセットを消毒する 沸騰したお湯に道具を入れて、数分間置きます。それを取り出して、清潔なペーパータオルで拭いて乾かした後、アルコールに浸した綿球で消毒しましょう。そうすることで、切断に使用する道具やピンセットからの細菌感染を防ぎます。
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その他に必要なものを揃える 前述したもの以外にも、揃えていた方がいいものがいくつかあります。傷口から出血した場合に備えて、滅菌包帯と抗生剤軟膏を用意しておきましょう。傷は完全に癒えていることが前提なので、上記の医療品は必要ないはずですが、万が一に備えて手元に置いておくことも重要です。
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縫合されている部位を洗浄・消毒する 石鹸水で洗って、清潔なタオルでしっかりと乾かしましょう。消毒用アルコールに浸した綿球を使って、患部をさらに消毒します。縫合部が完全に清潔であることを確認して、次に進みましょう。広告
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明るい場所に座る 適切な処置を行うためには、縫合部がはっきりと見えなくてはいけません。怪我をする恐れがあるため、暗い場所で抜糸を行うのは避けましょう。
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最初の結び目を持ち上げる ピンセットを使って、最初の縫合部の結び目を皮膚の少し上まで持ち上げましょう。
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糸を抜く ピンセットを使って結び目を持ち続けたまま、糸を優しく皮膚から抜きます。ちょっとした不快感があるかもしれませんが、激しい痛みは感じないはずです。
- 皮膚から出血した場合は、まだ抜糸は早いということです。 処置を止めて、残った縫合部の抜糸は医師に行ってもらいましょう。
- 皮膚に引っかかって出血する恐れがあるので、結び目は皮膚に通さないよう注意しましょう。
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他の部位も抜糸する ピンセットで結び目を持ち上げて、ハサミで切ります。縫合糸を抜き取って捨てます。これを全ての縫合糸を抜糸するまで続けます。
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傷口を清潔にする 糸の残りなどが傷口周辺にないかを確かめましょう。抜糸をした部位に滅菌包帯を被せて、回復を促すのもいいでしょう。広告
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問題が発生したら医師に相談する 抜糸した部位が再び裂けてしまっては、また縫合しなくてはいけなくなります。そのようなことが起こった場合は、すぐさま医師にかかりましょう。傷口を縫合せずに、包帯をして回復を待つだけでは適切な処置とは言えません。
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傷口を再度痛めないように保護する 皮膚が元の強さを取り戻すのには時間がかかります。抜糸した後の皮膚は、通常の10%ほどの強度しかありません。抜糸をした部位を使い過ぎないようにしましょう。
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紫外線から傷口を守る 紫外線は健康な細胞にとっても有害です。日焼けサロンに行く時や太陽の光を浴びる時は、日焼け止めを使用しましょう。
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ビタミンEを塗る ビタミンEの塗布は回復を促すのに効果的ですが、傷口が完全に塞がっている場合にのみ使用するようにしましょう。広告
ポイント
- 医師が安静期間として指定した間は、抜糸をしないようにしましょう。
- 傷口を清潔に保ちましょう。
- 抜糸用の使い捨てカッターを使用しましょう。切れ味が良くて平らなため、糸を切る時に皮膚にあまり負担をかけません。
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注意事項
- 大きな手術後の抜糸を自分で行うのはやめましょう。これは小さな縫合部を抜糸する人向けの記事です。
- 自宅で医療用ホッチキスを抜糸するのはやめましょう。医師は専門器具を使って医療用ホッチキスを抜糸します。自宅での処置は大きな怪我と痛みに繋がりかねません。
- 縫合部を濡らさないよう指示された場合はそれに従って、石鹸などでも洗わないようにしましょう。
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必要なもの
- 外科用ハサミまたはつめ切り
- 鉗子(物を掴んだりする手術器具)かピンセット(いずれも殺菌済みのもの)
- 過酸化水素水もしくはアルコール
- 拡大鏡(できればライト内蔵型のもの)
- 抗生剤軟膏
- 滅菌包帯
出典
このwikiHow記事について
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