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結婚式は、愛し合うパートナー同士が「結婚」という関係を結び、将来の愛を誓う儀式です。多くの場合、式には当人と関係の深い人たちが列席し、二人の誓いを見届け、祝福します。現代の我が国で「結婚式」と言えば、愛を誓いあう儀式の「結婚式」と、結婚を披露し祝福する「披露パーティー」の両方を合わせて呼ぶことが一般的ですね。結婚式は二人の門出としての大切な節目の儀式であるだけでなく、今後お世話になる周囲の人たちにきちんとした大人の姿を見せ、折り目正しい大人の挨拶をするという重要な意味もあります。自分たちの幸せを大事にするのはもちろんですが、式に来てくれた人たちにも見ていて幸せになってもらえるような、そんな素敵な結婚式ができるよう、しっかり準備したいものです。
ステップ
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1結婚の意志を確認しよう 結婚は、二人が結婚することを決意するところからスタートします。結婚に際して「プロポーズをした」という人は全体の80%近くいるようですから、どちらかのプロポーズがそのきっかけになることが多いのではないでしょうか。 [1] X 出典文献
- お互いが結婚に合意したら、早い段階で近い将来の方針についても話し合った方がいいかもしれません。差し当たって、結婚後はどこに住むのか、仕事はどうするのか、といったあたりはすぐに判断が必要になる事柄です。
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2婚約を報告しよう 二人が結婚の約束をすれば婚約したと言えなくはありませんが、それを親に承諾してもらうのが婚約の必要最低条件と言っても言い過ぎではないでしょう。二人で誠意を持って、双方の親に結婚の意志を報告しましょう。
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3両家の顔合わせをしよう 結婚によって変化するのは当人二人の関係だけではありません。双方の親や家族が親戚同士になるのですから、まずは双方の親同士が顔を合わせ、互いを知ってもらう場を設けましょう。これには「結納」という伝統的な儀式の場がありますが、今日ではカジュアルに行う場合も少なくないようです。
- 伝統的な結納とは、両家が正式に執り行う婚約の儀式です。儀式のやり方は地域によっても違いがありますが、口上を述べたり、結納金・結納品や目録のやり取りをする短い儀式であることが多いようです。この儀式の後両家で食事会など懇親の場を設けるのが一般的でしょう。
- 結納を略式のものにしたり、結納そのものを省略することも増えており、両家集まっての食事会だけを行うケースも少なくないようです。カジュアルな形式だとリラックスしやすいですが、お酒が進みすぎてトラブルになったりしないよう、当人二人が配慮しましょう。
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4親しい人に報告しよう 結婚を決めたことをいち早く伝えたい相手は誰でしょうか。仲のいい仲間や友人にはすぐに電話やメールで報告をすることでしょう。でも、あなたの結婚が最も強く影響するのはあなたの職場かもしれません。退職する場合などはもちろんのこと、結婚式に伴う休暇に関する相談や、場合によっては上司や同僚に結婚式への出席をお願いすることもあるでしょう。結婚が決まったらなるべく早く、遅くとも結婚式の3ヶ月前には報告しておきましょう。広告
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1結婚式の内容を決めよう ひと口に結婚式と言っても様々なスタイルがあります。一番人気はチャペルでのキリスト教式の結婚式ですが、 [2] X 出典文献 神前式の厳かな雰囲気も捨てがたいですし、 [3] X 出典文献 目移りしてしまいますよね。選んでいる時が一番楽しいとよく言いますから、楽しみすぎて判断が遅くならないように気をつけましょう。
- 教会式・神前式・仏前式などの種類を問わず、まずは式と披露宴をどういう形式でしたいかを決めましょう。例えば神前結婚式を神社でするなら、披露宴をホテルでするか、結婚式場でするかを決めなければなりません。規模にもよりますが、神社内にも披露宴のできる会場がある場合もあります。
- 結婚式と披露宴をどうするかによって招待客の数なども変わりますから、これは最重要事項だと言えます。途中で変更したくなるなんてこともあるかもしれませんから、早めに決めておくに越したことはないでしょう。
- 最近では人前式も珍しくなくなってきました。人前式は列席者に結婚の証人になってもらうというもので、内容は自由ですから、伝統的な形式に比べるとどのように進行するのかわかりづらいかもしれません。年配の方には事前に説明をしておいた方が無難かもしれません。
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2日程と式場を決めよう 好みのスタイルがイメージできたら、実際に式場と日程を調整しましょう。結婚式場の相談窓口であれば、式場内のチャペルや神殿のほか、式場外の教会や神社の空き状況も確認してもらえるでしょう。ホテルのウェディングサロンなども同様で、基本的には一つの窓口でほとんどのことを相談できるでしょう。
- 式場やホテルの空き状況によっては、当初イメージした内容通りにできるかどうかよりも日程や場所の方を優先しなければならないケースも考えられます。内容については固く決めすぎず、ある程度柔軟に考えておくのがいいかもしれません。
- 結婚式を行う日にはやはり大安や友引といった吉日が好まれますから、予約も集中するようです。 [4] X 出典文献 裏を返せばそれ以外の日は空いているということですから、会場によっては集客のための割引料金を設定しているところもあるのです。吉日にはそれほどこだわらないという人なら、かなりお得に利用できるかもしれません。
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3ドレスを選ぼう 華やかな花嫁姿はなんといっても結婚式の主役です。純白のウェディングドレスや白無垢に子供の頃から憧れてきたという女性は多いでしょう。一生に一度の舞台です。結婚式の準備で一番妥協できないポイントはここかもしれません。
- ドレスはレンタルが主流です。ブライダルサロンに陳列されているのはサンプルが多く、実際にはカタログからデザインや色を選び、取り寄せて試着するといった流れになる事が多いでしょう。取り扱っているドレスに満足できない場合、希望のドレスを調達する方法がないか相談してみるといいでしょう。
- ドレスは肌の露出が多いため、にブライダルエステを利用する女性も少なくないようです。念願のドレスに合う体形を目指してダイエットをすることもあるかもしれませんが、極端なダイエットは健康にもお肌にもよくありませんから、無理は禁物ですよ。
- 式場で意外に注目が集まることが多いのが、指先です。写真を撮ってくれる友達などからも、結婚指輪が見えるようなポーズをせがまれることも多いでしょう。一緒に写る花婿さんも一緒に、指や爪のエステをしてみるのもいいかもしれません。
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4招待しよう 式場を決めた段階で、出席してもらう人や人数をある程度イメージできていると思いますが、これも早めに決定しておいた方がいいでしょう。両家の招待人数、上司や友人などの構成も、極端に差が出ないようにバランスを取った方が無難です。
- 招待状の作成は、会場のウェディングプランに含まれている場合が多いので、確認しておきましょう。
- 招待状を送った相手が出席できないことは多々あります。招待する候補者は定員より多めにリストアップして、優先順位の高い順に並べておくといいでしょう。
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5その他の準備をしよう これ以外にも準備しなければならないことはたくさんあります。披露宴の料理、ウェディングケーキ、引き出物、席次、スピーチなどの進行、控室のお茶菓子……などなど、数え上げればきりがありません。ウェディングプランに含まれているものもあるでしょう。ぎりぎりになってから慌てないよう、自分たちが準備すべきことと会場側がやってくれることを仕分けておきましょう。広告
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1出席者に配慮しよう 結婚する当人は一番忙しいのはもちろんですが、最初に述べたように、結婚式は二人がきちんとした大人であることを示す場でもあります。一番大事なのは、出席していただく方への案者と心遣いです。これを忘れてはいけません。ひと通りできたと思っても、できれば親など経験のある年長者に相談して内容をチェックしてもらいましょう。わからないと思ったことを恥ずかしがらずにすぐ聞くことができるのも、きちんとした大人のスキルです。
- 高齢の方の移動には配慮しましょう。もし介添えをできる人がいなければ会場でスタッフを用意してもらうなど、事前の準備が必要です。また。食事の内容もほかの人と同じでよいかどうか確認しておきましょう。
- 妊婦さんや乳幼児を連れた方にも、パウダールームの案内や控え室への衝立の設置など、細かいことですが気を配っておきましょう。
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2遠方からの出席者に配慮しよう わざわざ来てくれるゲストに対しては、移動や式当日(または前日)の宿泊を手配するのが礼儀です。出席の返事をいただいたら早めに確認を取りましょう。もちろん、固辞される場合は無理強いしてはいけません。
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3手伝ってくれた人に配慮しよう 当日の披露宴の受付や写真撮影、また二次会の幹事など、一生懸命に手伝ってくれるのは、仲の良い友人や親戚が多いのではないでしょうか。でも、仲良しの気安さで「ありがとう」の言葉だけで済ませてしまうわけにはいけません。
- 司会、スピーチ、受付、写真撮影など、頼んだ仕事の内容によってお礼の金額の相場があるようですが、親や年長者にも意見を聞いてみましょう。 [5] X 出典文献 当日にお礼をする人数や金額が変わることも想定して、祝儀袋と新札は多めに用意しておきましょう。
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4自分の姿に配慮しよう 結婚を間近に控えたあなたは、それだけでも華やかさと自信を振りまく存在になっていることでしょう。そんなあなたがウェディングドレスや着物に身を包んだらどんなに魅力なことでしょう。でも、いつもと違う履物を履くと動きがぎくしゃくしてしまうもの。当日履くものに近い形のハイヒールや草履を用意して、歩く練習をしておくとよいでしょう。当日持参するものをすべてまとめ、準備がぬかりなく整ったら、一世一代の晴れ舞台を心行くまで楽しめるように、独身最後の夜は早めに就寝しましょう。広告
注意事項
- 婚姻届は、原則提出した日が受理日となり、そのまま婚姻の成立日となります。記念日に提出したい、覚えやすい日にしたいといった希望がある場合は提出日に気を付けましょう。
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出典
- ↑ https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding-ready/plan/base/14/#:~:text=%E3%80%8C%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%AA%E3%81%97%E3%80%8D%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%81%AF,%E6%B4%BE%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%AD%E3%80%82
- ↑ https://tokyo-cathedral-wedding.jp/
- ↑ http://150.60.21.236/kekkon/
- ↑ http://www.ajnet.ne.jp/diary/
- ↑ https://magazine.tr.mufg.jp/90071
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