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車のGPS発信器は、経路案内や盗難対策に便利ですが、誰かがGPS発信器を仕掛けて位置情報を不正に入手している疑いがある場合は、どうしたらよいでしょう? 市販のGPS妨害装置は高価で使用は違法ですが、プライバシーを守るためにGPS電波を遮断する方法がいくつかあります。ここでは、GPS電波を遮断する方法、GPS発信器を無効化する方法、車に仕掛けられたGPS発信器を見つける方法などを紹介します。プライバシーを確保してドライブを楽しむための参考にしましょう。

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シガーソケットタイプのGPS電波遮断装置を使う

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  1. 車のシガーソケットに差し込むだけで使えます。エンジンをかけると装置のスイッチが入り、車の位置情報がわからなくなります。装置のスイッチを切るには、車のエンジンを止めるか取り外しましょう。 [1]
    • 購入前に遮断範囲が自分のニーズに合っているか確認しましょう。
    • 一般的に、高価な装置のほうが安価な装置よりも遮断範囲が広くなっています。
    • GPS電波遮断装置の保有は違法ではありませんが、このような装置は緊急通信を妨害する可能性があるため、ほとんどの場合使用は違法なので注意が必要です。
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2

ポータブルGPS電波遮断装置を使う

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  1. 車のシガーソケットに差し込む代わりに、ボタンやスイッチを押して電源を入れます。運転をやめるときには忘れずに装置の電源を切るか無効にしましょう。そうでないと、周囲のGPSと携帯電話の電波が混乱したままになります。 [2]
    • GPS電波遮断装置は、緊急通信を妨害したり混乱させたりする可能性があるため、ほとんどの場合は使用が法律で禁止されています。購入を検討している場合は、この点に注意しましょう。
3

GPS発信器をアルミホイルで包む

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  1. 最もお金がかからない簡単な方法として、位置情報を知られたくないときにGPS発信器をアルミホイルで包みましょう。しかし、GPS発信器が取り付けられている場所がわからない場合や手が届かない場合は、難しいかもしれません。 [3]
    • GPS発信器を簡単に取り外せる場合は、金属製の箱に入れると電波を効果的に遮断することができます。
    • GPS発信器が車にこっそりと仕掛けられている疑いがあれば、ボディやボンネットの下、OBDポート、シートやフロアマットの下を確認して取り外し、アルミホイルで包みましょう。
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GPS発信器の電池を取り出す

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  1. 初めに、GPS発信器を見つけましょう。GPS発信器が車にマグネットで取り付けられている場合やOBDポートに接続されている場合は引っ張って取り外し、電池を取り出して電波の発信を止めます。その後、電池と発信器を捨てて、追跡されないようにしましょう。 [4]
    • GPS発信器が配線で接続されている場合は、電気系統に問題が起こらないようにするために、整備士に取り外してもらうほうが安心です。
5

携帯電話の位置情報をオフにする

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  1. 最も簡単な方法は、「機内モード」に設定することです(こうすると、WiFiと通信キャリアの無線通信がオフになります)。次に、携帯電話の設定アプリで位置情報サービス、ロケーション履歴、診断データ送信をオフにして、GPS追跡をオフにしましょう。 [5]
    • 携帯電話によっては、機内モードに設定するとGPSの無線通信もオフになります。
    • 念のために、携帯電話の電源を切ってバッテリーを外しましょう。この方法の欠点は、電源を切っている間は携帯電話が全く使えないことです。
    • GPS電波を遮断するために、携帯電話にもGPS電波遮断装置を使うことを勧める人もいます。効果はありますが、日本では免許を受けずにこのような装置を使用すると法律違反となります。 [6] [7]
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6

車外に仕掛けられたGPS発信器を見つける

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  1. アンテナがついた 怪しい箱を探しましょう 。 車台やホイールハウスなどの見えにくい部分は、懐中電灯で照らします。GPS発信器が見つかる可能性が最も高い場所は次の通りです。 [8]
    • 車台、特に燃料タンクの上や近く
    • ホイールハウス内
    • フロントバンパーやリアバンパーの下
    • 車高が高いSUVやトラックの場合は、屋根の上
    • サンルーフの格納部分内側
    • エンジンルーム(特にラジエーターの後ろ、バッテリーのそば、エアダクト内、エアフィルター内)
7

車内に仕掛けられたGPS発信器を見つける

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  1. GPS発信器が目立たないようにソケットに差し込まれていたり、車内に隠されていたりすることもあります。 これは、車に侵入できる知人や配偶者、元パートナーがGPS発信器を仕掛けた疑いがある場合に限って当てはまります。GPS発信器が隠されている可能性が高い場所は次の通りです。 [9]
    • OBDポート内(通常は、ハンドルの右下)
    • シートの下(シート内部)
    • フロアマットの下
    • カーペットの下
    • ドランクの中、ハッチバックの荷室
    • データコレクターに接続されている(通常は、ハンドルの下)
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8

GPS発見器を使う

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  1. 車内や車外でGPS発信器を見つけられない場合は、このようなGPS発見器を使いましょう。車から5m以内に立ち、発見器の電源を入れます。GPS電波が検知されるとブザーが鳴って点滅します。 [10]
    • すべてのGPS発信器が常に電波を発信しているとは限らないので、何回か確認しましょう。
    • GPS発見器はネットショップなどで販売されています。
    • GPS発見器を使用すると、リアルタイムで位置情報を知らせるGPS発信器を見つけることはできますが、GPSロガーを見つけることはできません。

注意事項

  • 免許を受けずにGPS電波を遮断したり混乱させたりする妨害電波発生装置を使用することは法律で禁止されています。 [11]
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ポイント

  • ここで紹介した方法は、常に電波を発信しているリアルタイムGPS発信器には有効ですが、GPSロガーには効果がありません。GPSロガーとは、位置情報を記録する機器のことであり、記録された位置情報を確認するためにはコンピューターに接続する必要があります。
  • GPS発信器が仕掛けられている疑いがあるものの自分で見つけられない場合は、GPS発信器の取り付けを行う業者や車の整備士に相談しましょう。
  • GPS発信器がマグネットで取り付けられている場合やソケットに差し込まれている場合は、自分で取り外せます。 しかし、配線で取り付けられている場合は、専門家に取り外してもらう必要があります。 [12]
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