古代ローマ時代、トガはいわばタキシードとも言えるような正装でした。現代では、大学の社交クラブやハロウィーンといった様々な場面やイベントでコスチュームとして用いられています。白いシーツが1枚あれば良いだけなので、困った時のコスチュームとしても非常に便利です。裁縫をいっさい用いずにトガを身にまとう方法を学び、まるで古代ローマ人であるかのように着こなしましょう。
ステップ
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シーツを縦2つに折りたたむ ダブル、クイーン、あるいはキングサイズのシーツを用意して、縦2つに折りたたみましょう。より裾を長くする必要があるという人は半分でなく4分の1のみ折りたたみましょう。 [1] X 出典文献
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片方の端を後ろから前に肩にかける 長い方を背中に残し、もう一方の端を前に向かって肩にかけましょう。その先端が腰に届くように長さを調整します。
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背後の布を前に向かって身体に巻く 肩からかかっている端を手で持ちながら、空いている手で背後に垂らしていた布を前に向かってぐるりと巻きましょう。前で布を集めます。
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布を1周させる 前に来ている長い方の端を、さらに何回かぐるぐると身体に巻きます。脇下の位置で、しっかりと背中と胸部を覆いましょう。
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端を肩にかける 体にぐるぐると巻いたら、残った端を肩(短い端と同じ方)にかけましょう。
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必要に応じて調整する 裾が好みの長さになるよう、必要に応じて折ったり、ピンで留めましょう。着心地よく巻けるようになるまで何度かやり直さなければならないかもしれません。布の重なりやシワもきちんと整えましょう。
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肩で両端を固定する 安全ピンや綺麗なブローチなどを使って布の端を留めましょう。あるいは結び合わせることも可能です。広告
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シーツを縦2つに折りたたむ クイーンあるいはキングサイズのシーツを用意して2つ折りにしましょう。より裾を長くしたいという場合は4分の1のみ折りたたみましょう。
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前にシーツを持ち、一方の端を肩にかける シーツの一方の端を60~90 センチほど確保し、前から後ろに向かって肩にかけましょう。肩からかけて、さらに先端が自分のお尻に届くように長さを調節しましょう。 [2] X 出典文献
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シーツをぐるりと巻く 前に残してあった長い方の端を手に取り、胸の高さでななめになるように脇下を通し(例えば、前の手順で右肩に布をかけてある場合は左の脇下)、まず背後まで巻きます。そのまま、もう一方の脇下を通して1周させましょう。
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巻き終えた端を肩からかかっている部分にたくし込む 巻き終えた端(長い方の端)を肩からかかっている方の端にたくし込みましょう。
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調整して布を固定する 必要に応じて折りたたんだりピンで留めるなどして裾の長さを調整しましょう。満足のいく着心地になるまで何度かやり直さなければならないかもしれません。布の重なりや折り目を伸ばし、固定しましょう。広告
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シーツを縦2つに折りたたむ 自分の身長に合わせて、シーツを縦長に折りたたみましょう。脇下から脚まで覆われるような長さが必要です。また、どの程度脚を見せるかも考えましょう。
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背後から前身ごろに向かってシーツを巻く 折りたたんだシーツは、横長の向きで背後で持ちましょう。両端は後ろから脇下を通し胸部まで引き寄せます。つまり、両端をそれぞれ手にもって、脇下を通しながら前で合わるということです。 [3] X 出典文献
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一方の端をたくし込む 両端を胸の位置で合わせたら、バスタオルを巻く時の様に一方をたくし込みます。胸周りにぴったりと巻きつけることが大切です。
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調整して固定する 布の重なりや折り目を伸ばしましょう。安全ピンで固定します。
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ベルトを加える ベルトや紐を用意して胸下の高さで絞めましょう。こうすることで、シーツがよりしっかりと固定され、エンパイアウエスト風の着こなしも楽しむことができます。広告
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シーツを横2つ折りにする シーツを横長に持って立ち、自分に合った長さになるよう折りたたみます。脇下から脚までを覆うことのできる長さが必要です。また、脚をどの程度見せるかという点も決めましょう。
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シーツを巻く 折りたたんだシーツを自分の体の前で持ちましょう。バスタオルを巻くときの様に、まず一方の端を胴体に巻きつけ、次にもう一方の端も同様に巻きつけます。最も前面の部分に90センチ~1.2メートルの余裕を持たせて前に垂らしましょう。 [4] X 出典文献
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ホルターネックのストラップを作る 残した1.2メートルの部分を何度かねじりましょう。これを前から後に向かって肩にかけます。その先端を、胸を覆っている方の先端と結び合わせて固定します。 [5] X 出典文献
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調整および固定する 布の重なりや折り目を伸ばし、安全ピンで固定します。ホルターネックの部分も同様に固定しましょう。
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アクセサリーを加える 必須ではありませんが、アクセサリーを加えるとファッション性が高まります。例えば、胸下やウエストの位置でベルトや紐を巻きましょう。胸元(ホルターネックのストラップの真下の位置等)にブローチを飾るのも素敵です。広告
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シーツを2つ折りにする シーツを目の前で横長に持って立ちましょう。自分の身長に合わせて縦に2つ折りをします。ウェストから足首までを覆う長さが必要です。
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一方の端をウエストに巻く 折りたたんだシーツを横長にして、体の後ろから前で合わせるように持ちましょう。バスタオルを腰から巻く時のように、一方の端の1メートル弱をそのままぐるりと巻き、挟みこむようにしてスカートを作りましょう。残りの布はまだ背後にあります。
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もう一方の端も後ろから前に向かって巻く 初めに巻いた方の端をウエストの位置で抑えながら、もう一方(長い方)の端も後ろから前に向かって巻きましょう。両方の端が交差するウエスト位置でピンを留めます。
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長い方をさらに何周かぐるぐると巻いていく 長い方の端をそのまま何度もぐるぐると巻きます。ウェスト、脇下、背中、そして再び脇下を通して前に、という順で巻いていきましょう。
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端を一方の肩にかける 端が体の前に戻ってきたところで、胸元を横断させて反対側の肩にかけましょう。肩から背中にかけて垂れ下がっているような状態になります。
- 紐がある場合は、その紐で肩から垂れ下がっているシーツを腰のくびれの位置で結び固定しましょう。
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ポイント
- 白いTシャツやチューブトップ、あるいはストラップ無しのブラジャーなどを下着として着用しましょう。
- トガは、きつく巻けば巻くほど歩きにくくなるという点を覚えておきましょう。
- 短パンやショーツなども必ず下に履きましょう。
- トガを巻く際は友達に手伝ってもらうと良いでしょう。
- 必要に応じて、巻いたトガを安全ピンで下着に固定しても良いでしょう。
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必要なもの
- 白いシーツあるいは類似した大きな布
- 安全ピン
- 古代ローマやギリシャ風のブローチやアクセサリー(お好みで)
- 紐、ベルト、サッシュなど(お好みで)
- 古代ローマやギリシャ風のサンダル(お好みで)
- 古代ローマやギリシャ風の月桂冠(お好みで)
出典
- ↑ http://www.smithsonianmag.com/history/no-costume-grab-sheet-and-rock-toga-180953199/
- ↑ http://www.hercampus.com/style/3-ways-make-toga-costume-out-white-sheet
- ↑ http://www.thefashionspot.com/style-trends/174773-diy-6-no-sew-scarf-shirts/
- ↑ https://www.pinterest.com/explore/sarong-wrap/
- ↑ https://www.pinterest.com/pin/264727284315899051/
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