PDF形式でダウンロード
PDF形式でダウンロード
長く使用しているうちに眼鏡のフレームが変形して、鼻や耳にあたる部分がきつくなり痛みを感じたり、眼鏡そのものが歪むことがあります。眼鏡店に調整を頼むこともできますが、次のステップを参考に、自分で簡単に調整することができます。
ステップ
-
鏡の前に立ち、まっすぐ前を向きます。 レンズの中心を目の中心に合わせましょう。これが視覚の中心で、眼鏡の理想的な位置です。この最適な位置を保つように調整を行います。
- 遠近両用レンズを使用している場合は、境界線が下瞼に合うようにします。また、3焦点レンズは、上の境界線が瞳孔の下部に合うようにします。
-
-
きつすぎたり、ずれ落ちないか確認します。 眼鏡が顔の中心にあり、高さに問題がなくても、少しきつかったり、ゆるいことがあります。締め付け具合は、テンプルを内側や外側に曲げて調整します。この調整は蝶番(ヒンジ)の部分で行うのが適切です。テンプルを外側に曲げると、こめかみへの締め付けがなくなり、内側に曲げると顔にピッタリ沿うでしょう。 [4] X 出典文献
-
広告
-
テンプルが左右同じになるように調整します。 テンプルは眼鏡から耳の周りに伸びていて、フレームを支えています。調整すべき部分を特定したら、フレームの材質を考慮しましょう。プラスチックフレームとワイヤーフレームでは曲げる方法が異なります。 [6] X 出典文献
- ワイヤーフレームの場合は、小さなペンチでテンプルをそっと曲げて、まっすぐに調整します。眼鏡をかけて鏡で確認しましょう。
- ニッパーを使わないようにします。フレームに傷がつくことがあるので、先端にパッドの付いたペンチを使いましょう。
- プラスチックフレームは、低いほうのテンプルをヘアドライヤーなどで加熱して、柔らかくしてから調整します。適切な位置になるまで、ゆっくり上に持ち上げましょう。ヘアドライヤーを使用する際は、プラスチックが溶けないように注意します。
- プラスチックフレームを曲げる別の方法もあります。蛇口から熱湯を出し、テンプルに15~25秒間かけてから調整します。テンプルが柔らかくなり、曲げやすくなります。ただし、プラスチックは、加熱しても折れることがあるので注意しながら調整しましょう。 [7] X 出典文献
- ワイヤーフレームの場合は、小さなペンチでテンプルをそっと曲げて、まっすぐに調整します。眼鏡をかけて鏡で確認しましょう。
-
モダン(耳にあたる部分)を調整します。 曲がり具合を確認しましょう。耳やこめかみに食い込んだりきつく感じる場合は、外側に曲げます。逆にゆるかったり眼鏡が外れやすい場合は、内側(こめかみ側)に曲げましょう。曲げる方法は、フレームの材質によって異なります。 [8] X 出典文献
- ワイヤーフレームの場合は、ペンチや指で曲げられます。
- プラスチックフレームは、熱湯やドライヤーで加熱して、柔らかくなってから曲げます。
-
左右のテンプルのねじを締めます。 眼鏡のずれ落ちを解消し、フレームにレンズがしっかり収まります。ねじを締めるには、非常に小さいドライバーが必要です。この極小ドライバーは、眼鏡修理キットに入っています。 [9] X 出典文献
- ねじをきつく締めすぎないように注意しましょう。リムロック(ねじを締める部分)のプラスチックや金属が傷む恐れがあります。
-
鼻パッドを調整して、かけ心地を改善します。 眼鏡の位置が高すぎる場合は、左右の鼻パッドの距離が開くように調整します。逆に低すぎる場合は、左右の鼻パッドを近づけましょう。鼻パッドを調節する際は、左右一緒に曲げると眼鏡を左右対称に保てます。 [10] X 出典文献広告
-
僅かな調整にとどめます。 一度に大きく思い切って調整するのはやめましょう。曲げて調整するより、曲げすぎたものを適した位置に戻すほうが難しいものです。少し調整したら確認し、再度少し調整する方法で行いましょう。 [11] X 出典文献
-
折らないように気を付けます。 プラスチックフレームを曲げる際は、できるだけ力を入れずに調整します。温めたフレームに強い力をかけると折れることがあります。折れてしまったら、その眼鏡はもう使えません。 [12] X 出典文献
-
予防策を講じます。 ペンチの先端にテープを巻いてから、フレームの調整に使いましょう。フレームやレンズに消せない傷をつける心配がなくなります。フレームやレンズの傷は消せないので、たとえ眼鏡のかけ心地は良くなっても、犬が噛みついたような傷がついたら元も子もありません。
-
フレームの材質を考慮します。 調整できない素材の眼鏡もあります。チタン、形状記憶プラスチック、アルミニウム合金のフレームは、曲げたり、加工したり、調節できないようにできています。 [13] X 出典文献
-
場合によってはあきらめることも必要です。 僅かな調整を自分で行って、かけ心地を改善することはできますが、眼鏡を替えたほうが賢明な場合もあります。フレーム、鼻パッド、モダン(耳にあたる部分)を、何度調整してもかけ心地が改善しなければ、観念して新しい眼鏡に替えましょう。長期間使用すると、調整できなくなる眼鏡もあります。 [14] X 出典文献
- 補足として、少なくとも毎年検眼して、レンズが視力に合っているか確認しましょう。
広告
ポイント
- 常に眼鏡をケースに入れて保管すると、傷つくことなくフレームも長持ちするでしょう。
- 調整する際は、マイクロファイバークロスでレンズに触れて、傷や汚れを予防します。
- 眼鏡修理キットは眼鏡店、ホームセンター、ネットショップなどで取り扱っています。キットには、眼鏡を僅かに調整するために必要な道具が入っています。
- 調整方法がわからなかったら、購入した店舗に持っていきましょう。多くの場合、無料や安い値段で調整してくれます。
広告
注意事項
- 眼鏡は、やさしく曲げましょう。力を入れたり、頻繁に曲げるとフレームやレンズが壊れることがあります。
- 多焦点レンズを使った眼鏡を調整する際は、十分な注意が必要です。僅かな調整でも、レンズの作用が大きく変わることもあります。自信がなければ、眼鏡店で調整してもらいましょう。
広告
必要なもの
- 鏡
- 極小マイナスドライバー
- ラジオペンチ
- 清潔なマイクロファイバークロス
出典
- ↑ http://www.aclens.com/How-to-Adjust-Your-Glasses-c178.html
- ↑ http://www.aclens.com/How-to-Adjust-Your-Glasses-c178.html
- ↑ http://www.aclens.com/How-to-Adjust-Your-Glasses-c178.html
- ↑ http://www.aclens.com/How-to-Adjust-Your-Glasses-c178.html
- ↑ http://www.aclens.com/How-to-Adjust-Your-Glasses-c178.html
- ↑ http://www.zennioptical.com/how-to-adjust-your-eyeglasses
- ↑ http://www.aclens.com/How-to-Adjust-Your-Glasses-c178.html
- ↑ http://www.zennioptical.com/how-to-adjust-your-eyeglasses
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=xnI3puGfdj4
- ↑ http://www.zennioptical.com/how-to-adjust-your-eyeglasses
- ↑ http://www.aclens.com/How-to-Adjust-Your-Glasses-c178.html
- ↑ http://www.aclens.com/How-to-Adjust-Your-Glasses-c178.html
- ↑ http://www.zennioptical.com/how-to-adjust-your-eyeglasses
- ↑ http://www.aclens.com/How-to-Adjust-Your-Glasses-c178.html
このwikiHow記事について
このページは 44,477 回アクセスされました。
広告