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素敵なレストランで提供される氷は透明なのに、自宅の製氷皿で作った氷は白っぽく曇っている…そんなことに気づいたことはありませんか?製氷皿で普段通りに氷を作ると、水中に溶けていたガスが氷の中で小さい泡になって固まったり、大きい氷の結晶が形成されずに固まるため、透明になりません。このように不純物が混ざっていると、曇った氷は透明で純粋な氷よりも脆く、溶けやすくなります。レストランに行かなくても「上等な」氷を作る方法を「氷マニア」が紹介します。透明な氷を自宅で作る方法を是非試してみてください。

方法 1
方法 1 の 4:

沸かした水を使う

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  1. 浄化水 を準備します。  この方法は、水に含まれる空気やミネラルなどの不純物をできるだけ取り除いてから凍らせる方法です。市販の浄化水や蒸留水を使ってもよいでしょう。ボトル入りの浄化水や逆浸透膜で浄化された水でもよいでしょう。
  2.  水を沸騰させると、液体中の気泡が除去され、凍った時に水分子の結合が強くなります。
    • 一度水を沸騰させ、冷まします。再び沸騰させます。
    • 冷ます時は、水面にほこりなどが浮かないように蓋をします。
  3.  製氷皿が溶けないように、水は必ず冷ましてから注ぎ入れましょう。大きな氷や球状の氷を作ると、出来上がったときの感動が大きくなります。大きな氷で飲むカクテルは格別です。
  4.  冷凍庫で数時間凍らせます。
  5. [1]
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方法 2
方法 2 の 4:

上から凍らせる

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  1.  ピクニックで食べ物や飲み物を冷やすのに使っているクーラーボックスで十分ですが、冷凍庫に入れなければならないので小さめのものがよいでしょう。製氷皿をクーラーボックスに入れて隔離することで、上からゆっくり凍らせます。
  2.  クーラーボックスに蓋をしてはいけません。できれば製氷皿は、大きめの氷を作ることができるものか、コンパクトで長方形のプラスティック製かシリコン製のものを準備しましょう。
  3.  この方法を考えた人によれば、水道水でも浄化水や沸騰させた水と同じように透明な氷を作ることができるそうです。
  4.  製氷皿の周りを水で満たすことによって、側面や底から凍るのを防ぎます。
  5.  冷凍庫の設定温度は-3~8℃にし、下げすぎないようにしましょう。クーラーボックスを冷凍庫に24時間置きます。
  6.  氷の表面は少し曇っていますが、その下の方は透明な氷が出来上がっています。
  7.  硬くて透明な氷の出来上がりです。
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方法 3
方法 3 の 4:

高めの温度で凍らせる

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  1.  冷凍庫の設定を「弱」にします(冷蔵庫に-1℃程度になる氷温室やパーシャル室があれば利用しましょう)。冷凍庫全体の温度を上げたくない場合は、設定したい温度に調整し、製氷皿は冷凍棚の一番上に置きます。
  2.  冷凍庫に24時間入れ凍らせます。ゆっくり凍らせることによって、水中のガスや不純物が強制的に外に排出されるため、氷は完全に透明になります。 [2]
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方法 4
方法 4 の 4:

底の方から凍らせる

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これまで紹介した方法と違い、この方法は最初の手順を除けば最も早く透明で硬い氷を作ることができます。蛇口から直接注いだ水からでも作ることができます。製氷皿の底に温度がかなり低いものを当て、底の方から凍らせることによって、気泡を除去します。製氷皿を冷やすものは、製氷皿の底から温度を下げ、製氷皿にぴったり密着させて冷やすことができるよう液体が好ましいと言えます。この液体は、 塩と水で簡単に作ることができます

  1.  ボウルの水が少なすぎると、製氷皿の水が凍る前に塩水温度が0℃に上昇するほどの熱が放出されます。塩水が凍らないように、冷凍庫の温度の低下に応じて、塩分濃度を上げる必要があります。通常の冷凍庫の温度設定では、どのくらいの食塩が必要かを把握しておきましょう。
  2. 冷凍庫で冷やしておいた塩水を冷凍庫から取り出し、氷が上から凍らないようにこの塩水を使って凍らせます。
  3. 製氷皿に水を注ぎ、冷凍庫で冷やしておいた塩水に浮かべます(塩水は真水より濃度が高いため、浮かびやすくなります)。  この方法で凍らせると、氷の中に気泡が入らないため、硬く、欠けにくい氷が出来上がります。
  4. 氷が出来あがったら塩水を冷凍庫に戻しておくと、次に氷を作る時に塩水を冷やす作業を省くことができます。
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ポイント

  • 冷凍庫に入るサイズのクーラーボックスがない場合は、市販の断熱ケース付きの製氷皿を利用しましょう。
  • 水を沸騰させるときは、アルミニウム製の鍋ではなくステンレス製の鍋を使いましょう。
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注意事項

  • 沸騰したお湯を扱う時は注意しましょう。プラスティック製の製氷皿に注ぐ時は、必ず冷ましてからにしましょう。
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