黒板の手入れには数多くの方法がありますが、効果的なものとそうでないものがあります。適切に手入れをしないと、チョークの粉が残ったままになってしまいます!黒板の手入れには天然素材、またはそれ以外の様々な材料を使用することができます。
ステップ
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黒板消しを使用する 黒板消し自体がきれいかどうかを確認します。黒板をきれいに消すには、上下の動きを使うのが最も効果的です。まずは、黒板消しで目立つチョークの粉を落としましょう。
- 上下の動きにより、粉がムラになって残るのを防ぐことができます。黒板の左上の角から拭き始めて手入れをしましょう。
- 黒板を上下に拭き、右上の角で終わらせます。黒板の手入れには、フェルト製の黒板消しが適しています。 [1] X 出典文献 黒板をまっすぐ横向きに拭いてもよいですが、円を描くように拭くのは控えましょう。
- 黒板を拭き終わったら、糸くずの出ない清潔な乾いた布、またはセーム革で黒板を拭きましょう。
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黒板消しをきれいにする 黒板の手入れにフェルト製の黒板消しを使用する場合は定期的に黒板を拭く必要があるため、黒板消しをきれいにするとよいでしょう。 [2] X 出典文献
- 黒板消し同士を叩き、毎日きれいにしましょう。この作業中には黒板消しに付着しているチョークの粉が落ちるため、屋外で行うとよいでしょう。
- 黒板消しをさらにきれいにするには、布をぬるま湯に浸してから黒板消しを拭い、残りのチョークの粉を取り除きましょう。
- 日本ではあまり見かけませんが、黒板消しの汚れ落とし専用の洗浄剤も購入可能です。大型スーパー、オフィス用品店、オンラインショップなどで探してみましょう。
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乾いたクリーニングクロスを使用する 黒板のチョークの粉を落とす際に、一般的なフェルト製の黒板消しの代わりに、乾燥したクリーニングクロスを使う人もいます。
- 黒板の手入れ専用に作られた布を購入することも可能です。学校用品店やオフィス用品店などで探してみましょう。このような布は再利用ができ、最長1年間使用可能です。
- 入手可能であれば、市販のスプレー式洗浄剤や汚れ落とし製品などをクリーニングクロスに吹きかけてから黒板を拭いてみましょう。
- 乾いたクリーニングクロスで黒板の手入れをする際は、フェルト製の黒板消しを使用する時と同じ上下の動きで黒板の掃除をしましょう。
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レモンオイルで黒板をきれいにする レモンオイルを使用すると黒板に付着しているチョークの粉が落ち、黒板がきれいに滑らかになる上に粉も残りません。
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炭酸清涼飲料を試す コーラなどを使用すると黒板がベタベタして使用できなくなりそうですが、炭酸飲料を洗浄剤として使用している人は多く、水を使うよりも黒板が徹底的にきれいになると言われています。 [5] X 出典文献
- ボウルに半カップ程度のコーラを入れます。湿らせた布をボウルの中に入れ、コーラに少し浸します。ペプシやダイエット系炭酸飲料など、どのメーカーの炭酸水でも効果があるでしょう。
- コーラに浸した布で黒板を拭きます。この方法を試した人によると、チョークの粉が残らずに乾燥するということです。
- 炭酸水を大量に使用しない限り、黒板がベタつく可能性は低いでしょう。布からコーラなどが滴り落ちない程度に濡らします。炭酸水の作用より、実際にチョークが布に付着しやすくなるかもしれません。
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酢と水を使用する 水とホワイトビネガーを混ぜ、布で黒板を拭きます。酢水は香りがよいだけでなく、筋がつくのを防ぐ効果があります。 [6] X 出典文献
- 色付きの酢(バルサミコ酢など)を使うと黒板の外観が損なわれる可能性があるため、ホワイトビネガーの使用が最適です。
- ぬるま湯4カップに酢半カップを加えてから布を溶液に浸します。液が垂れない程度に布を絞ってから黒板を拭きましょう。
- 黒板の表面に付着しているチョークの粉を落としたら、自然乾燥させるのが最善策です。水のみでも黒板の手入れができますが、酢を使用したほうが洗浄効果が高まります。
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水と家庭用洗剤で試す 黒板の手入れには、より強い洗浄力が必要になる場合があります。特に黒板がインク、指紋、クレヨンなどで汚れている場合には強めの洗剤が必要です。
- 食器用洗剤などの低刺激の洗剤を水に数滴加え、布に浸して汚れを落とします。研磨性のない非油性洗剤を使用しましょう。黒板の手入れは水と布だけでもできますが、乾燥すると灰色っぽいチョークの粉が残る場合があります。 [7] X 出典文献
- 黒板に水をつけると、「ゴースト」と呼ばれる現象が起きます。これは、チョークの粉を拭き取ったにも関わらず、輪郭が残ってしまう現象です。水に洗剤を加えることで、この現象が起きる可能性が低くなるでしょう。
- 水と洗剤の溶液で黒板を拭いた後は、ワイパーで溶液を取り除きましょう。
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市販の黒板クリーナーを購入する 日本ではあまり使われていませんが、黒板の手入れ用に作られた市販の黒板専用クリーナーが存在します。学校用品店やオフィス用品店、大型スーパー、オンラインショップなどで購入可能な場合があります。
- 市販の洗浄剤の中には、水性で事前に混ぜてある製品もあります。スプレーボトルに入っており、ボトル上部に塗布器が付いています。
- 洗浄剤をタオルに吹きかけてから黒板を拭きましょう。その他にも泡ベースの市販製品もあります。一部の洗浄剤は、繰り返し使用すると黒板の表面が劣化する可能性があります。
- 市販の洗浄剤にはミントなどの様々な香りのものがあります。泡状の洗浄剤は黒板上で垂れにくいため、筋がつくのを防げるでしょう。
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黒板を完全に乾燥させる 急いで乾かさずに自然乾燥させるのがよいでしょう。
- 再度黒板を使用する前に、長時間かけて完全に乾燥させましょう。
- 湿った黒板にチョークで書くと頑固な汚れが残り、落とすのが非常に困難になる場合があります。
- 黒板をきれいにした後は乾燥した柔らかい布で黒板全体を拭き、乾燥時間を短縮しましょう。
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黒板の壁をきれいにする 黒板の壁(黒板塗料を塗った壁など)がある家庭では、適切な手入れをしないと非常に汚く見える場合があります。
- 水の入ったバケツに食器用洗剤を数滴入れます。柔らかい布で黒板を拭きましょう。
- 通常の黒板消し、または湿らせた布で黒板塗料を落とします。黒板塗料は、黒板上のチョークと同じ方法で落とすことができます。 [8] X 出典文献
- 実際には、黒板の壁の手入れは普通の黒板より困難な場合があります。湿らせた布で全体を拭き、乾燥後に黒板塗料を塗り足しましょう。
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ポイント
- ガラスクリーナー、消毒用アルコール、筋がつかないように配合された洗浄剤などは素早く乾燥するため、黒板での使用に効果的です。
- 近頃では、黒板の手入れは黒板消しと乾燥した清潔な布で行えば十分です。強めの洗浄剤で黒板のチョークの粉の残りや手の油脂を完全に落として手入れするのは、週に1、2回だけで十分でしょう。
- 日本ではあまり使用されていませんが、事前に湿らせてある使い捨ての布やスプレー、特別に作られた黒板消しを扱う事務用品店や学校用品店もあります。このような製品を使うと、チョークの粉を最小限に抑えられるでしょう。
- 酢は、チョークの粉に含まれるカルシウムに反応します。
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注意事項
- 黒板をきれいにする際は、絶対に円を描くような動きで拭いてはいけません。円を描きながら手入れをすると、拭いたばかりの箇所にチョークの粉が再び付着してしまうでしょう。
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出典
- ↑ http://www.wvhome.com/blackboards/care.htm
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=a7OEi4JwXBk
- ↑ http://cleaning.lovetoknow.com/Cleaning_Solution_for_Blackboard
- ↑ http://articles.mercola.com/herbal-oils/lemon-oil.aspx
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=nziUWgMb80g
- ↑ https://www.pinterest.com/pin/223068987765372175/
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=xcFi8iyx8Tg
- ↑ http://www.housecleaningcentral.com/en/cleaning-tips/tip/how-to-clean-a-painted-chalkboard.html
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