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口の中でバクテリアが1番多く住みついている場所が舌です。それにもかかわらず、ほとんどの人が舌をきちんと磨いていません。舌をしっかりと磨かないと口臭や虫歯の増加を招き、見た目もあまりよくないなど、悪いことばかりです。舌をきちんときれいに磨きましょう。 

パート 1
パート 1 の 3:

自分の舌をきちんと知る

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  1. 色々な角度から見てみます。舌の表面はザラザラでデコボコしていて、そんな谷間にバクテリアは潜んでいます。口内のバクテリアの半分は舌の上に住み着いています。 [1] バクテリアは舌の上に膜を覆わせ、色々な健康への問題へと繋がっていきます。舌は本来ピンク色です。明らかな色の変化がある際は、何でもないとやりすごさずにきちんと治療を受けましょう。以下の症状がある場合は、歯科医院、口腔科の医師に診察してもらいましょう。 [2]
    • 舌の見た目に明らかに変化があり、とても心配である
    • 2週間以上、舌の表面に膜が見られる
    • しばらくの間、舌に痛みを感じている
    • 舌の表面が白くなったり、表面の皮膚が剥がれたりしている
  2. 舌クリーナーを使って舌をきれいにすると、口臭を抑えられるだけでなく、表面に付着した細胞を破壊して舌の毛羽立ちを防ぐことが出来ます。 [3] また虫歯の原因になるバクテリアを除去することも出来ます。口の中を不衛生にしていることは様々な健康問題に関係してきます。舌をきちんと磨いて口の中を衛生的に保てば、以下のようなメリットがあります。
    • 虫歯の原因になる有害なバクテリアの除去
    • 口臭の防止
    • 味覚の改善
    • 微笑んだり、笑ったりしたときにきれいに見える
  3. どんな質問にもきちんと答えてくれるはずです。治療を受ける際は、ただ静かに座っているだけではなく、機会を見つけて質問してみましょう。専門家に相談できる貴重な機会です。個人的な健康についての相談にものってくれるはずです。
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パート 2
パート 2 の 3:

道具を選ぶ

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  1. 舌をきれいにするには様々な道具があります。最も一般的なのはスクレーパーと呼ばれる舌の表面をこすり落とす道具です。舌ブラシは最近発売され始めた道具ですが、これもよく使われています。柔らかい突起が並んだ「舌クリーナー」も広く普及しており、これを舌の表面に這わせて使用します。
    • 研究によると舌スクレーパーも舌ブラシも歯垢を減らすにはどちらも同じくらい効果的な道具です。 [4]
    • スクレーパーとブラシが両方ついた商品もあり、舌をきれいにしながら、歯を磨くこともできます。
    • 舌スクレーパーがついた歯ブラシは舌磨き専用の道具と同じくらい効果的です。 [5]
  2. 舌をきれいにする道具は様々な素材から作られています。金属、プラスチック、シリコンはよく使われている素材です。色々試してみて、自分の好きな素材で出来た道具を見つけましょう。
    • ステンレスと銅はよく使われる素材で、いずれも熱湯にいれて殺菌消毒することが出来ます。
    • プラスチック製のスクレーパーは値段はお手頃ですが、壊れやすいため頻繁に買い替えが必要になります。
    • シリコン製のスクレーパーの縁は柔らかく、あまり痛みを感じずに汚れをそぎ落とせます。
  3. 様々な会社が似たような商品を販売しているため、小さな違いを比べてみることが大切です。値段やデザインを比較したり、インターネットで口コミを見たり、購入前に値引きクーポンの有無を調べるなどしましょう。どの商品が人気かをお店で店員さんに聞いてみましょう。
  4. 人気の商品はスーパーや薬局などで買うことが出来ます。オンラインショップで購入も可能です。銅製のカーブがついたスクレーパーはシンプルな作りで舌をきちんときれいに出来るうえ、とても長持ちします。歯科医や口腔医にどの商品が良いか聞いてみてもいいかもしれません。
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パート 3
パート 3 の 3:

舌を磨く

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  1. 舌の奥まできちんときれいに出来るように思いきり、べーと舌を出しましょう。舌を最大限に伸ばすことで、磨いている最中の嗚咽感を防げます。
  2. [6] これを何回か繰り返しましょう。朝起きたら、何かを食べたり飲んだりする前にまず舌の汚れを取りましょう。最低でも1日に2回は歯を磨くのと同じように行いましょう。 [7]
    • ブラシに汚れがついたら水で洗い流し、舌全体がきれいになるまで続けましょう。
    • 優しく行いましょう。強く押したり引いたりすると、舌の表面の皮膚が剥がれてしまいます。
    • 必ず舌の奥から先端に向けて動かします。
    • 時間をかけてゆっくりと行いましょう。
  3. マウスウォッシュを使って口をゆすぐと、口の中に残っていた汚れも洗い流され、息もさわやかになります。 [8] マウスウォッシュで口内を軽くゆすぎ、舌全体を洗浄しましょう。
    • アルコール成分が入ったマウスウォッシュは口の中を乾燥させます。
    • どうしても必要な時はオキシドールとマウスウォッシュを混ぜて使えます。
  4. 道具も揃え、使い方も覚えました。これを毎日続けましょう。舌のそうじを毎日の習慣に取り込むことがとても大切です。
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ポイント

  • スプーンは舌スクレーパーとしても使えます。身近にあるので簡単に手に入るうえ、舌の汚れもきれいに落とせます。
  • 歯ブラシも使えますが、使用する際は口の奥から手前へブラシを動かすように気を付けましょう。逆の動きをすると、せっかくきれいにした舌にまた汚れをつけることになってしまいます。スクレーパーと同じ要領で使用します。舌を傷つけないように、柔らかい毛の歯ブラシを使いましょう。ただし、歯ブラシの毛は歯のエナメルをきれいにするためのものなので、柔らかい筋肉である舌のケアにはあまり適していません。
  • どのマウスウォッシュを使うのかに気をつけましょう。ほとんどの製品は問題ありませんが、マウスウォッシュで舌や味蕾がやけどしてひりひりしたり、炎症が起こることもあります。刺激が少ないマウスウォッシュを使いましょう。
  • アルコール成分が入ったマウスウォッシュの使用は避けましょう。舌が炎症を起こすことがあります。
  • 普段から口で呼吸している人は、舌を磨くときに鼻から呼吸をすれば嗚咽感が防げます。
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注意事項

  • 汚れをそぎ落とすのに力づくで引っ張り、舌を傷つけないようにしましょう。治るまでに2、3日はかかります。
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