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夢の中で空を飛んでいる間は、自由、身軽さが実感でき、パワーがみなぎります。このような感覚は、残念ながら、現実世界で起こるこは滅多にありません。夢の中で飛んでいる時は、不可能を可能にする力があると本気で思えます。夢の中で自由自在に飛んでみたいと思いませんか。明晰夢がそれを可能にします。この記事を読んで明晰夢を見る方法を習得しましょう。

パート 1
パート 1 の 4:

通常の眠りを介さずにそのまま明晰夢へ直行する

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  1. 明晰夢を見る練習を重ね、夢の内容を覚えるのが得意で、リアリティチェックも簡単にできる自信があれば、通常の眠りを介さずに覚醒状態から明晰夢へ直行することができます。英語では「Wake-initiated lucid dreaming (覚醒状態から明晰夢へ直行=WILD)」と呼ばれ、稀な形の明晰夢です。睡眠時に「明晰夢に直接入る」という強い意識を持って横になると起こります。 覚醒状態から明晰夢へ直行する際には、全身をリラックスさせ、睡眠に陥る過程を意識できる程度に注意力も保持しましょう。
    • 空を飛ぶという現象は明晰夢で起こる典型的な現象ですが、しばしば幽体離脱と比較されるWILDにおいては、より頻繁に起こります。 [1]
  2. 通常の起床時刻の90分前にアラームを設定しましょう。いつもの時刻に就寝し、目覚ましが鳴ったら起きます。夢を見ていたならそれを書き留め、更に90分間起きていましょう。90分経ったらもう一度寝ます。起きている90分間に、これまでの夢の日記を読んだり、明晰夢に関する記事を読んだりしましょう。 [2]
    • 心地良い姿勢でベッドに横たわり、体の力を抜き深くゆっくりとした呼吸をしましょう。 [3]
    • 「すぐに夢の世界に入り込む」などと目標を唱えましょう。
    • 最近見た夢を思い出しましょう。起きる前に夢を見ていたのなら、もう一度その夢に戻るよう努力しましょう。
    • 朝の二度寝は、 WILDを引き起こすのに最も効果的です。
  3. 眠りに落ちる過程の各段階に注意を払いましょう。ただし、その過程を早めたりコントロールしようとしてはいけません。目を軽く閉じ、沸き起こるイメージに意識を向けましょう。イメージが湧いたらそれを元にストーリーを展開させましょう。手足が重くなり、心臓の鼓動が遅くなるのを感じましょう。 [4]
  4. 金縛りは、体が眠りについた直後に起こります。目覚めているような感覚がありつつも、体を動かすことができません。金縛りが起こっても怖がらないように、金縛りのサインを認識しましょう。金縛りは不快感を起こす場合がありますが、正しく対処すれば、明晰夢を見る良いきっかけになります。
    • 金縛りの間に、恐い物が自分の部屋に入って来る夢を見るかもしれません。夢を見ていることを思い出し、怖い物を追い出しましょう。 [5]
    • 金縛りから抜け出したい場合は、手足の指を動かし続けましょう。 [6]
    • 自分の体を離れて浮いてみましょう。金縛りからWILDに入ると、自分の部屋を飛び回ることができます。
  5. まぶたに画像が映っただけで、WILDに入れるかもしれません。横たわってすぐに画像が現れたら、細かい部分まで観察してみましょう。風景が見えたら、そこに自分を置いてみましょう。空中に浮いた後で空を飛び始める、歩いてみる、物に触れる、「夢をみている」と自分に言い聞かせるなど、色々と試しましょう。 [7]
    • 目覚めそうになったら、「まだ、飛び続けることができる。これは夢だ」と言い聞かせましょう。
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パート 2
パート 2 の 4:

明晰夢の中で空を飛ぶ

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  1. 周囲を観察して、自分が夢の中にいる証拠を見つけましょう。時計で時刻を確認したり、空中にフワフワ浮けるかどうかを試してみたりなど、リアリティチェックをしましょう。本当に夢を見ているでしょうか。リアリティチェックが上手く行かない場合は、「夢を見ている」と自分に言い聞かせましょう。興奮し過ぎてはいけません。興奮が過ぎると目覚めてしまう可能性があります。 [8]
    • 最初の数回は「夢を見ている」と認識した直後、目が覚めてしまうかもしれません。夢の中の自分に集中し目覚めないよう努めましょう。夢の中では空中を泳いでいる、あるいは飛んでいる自分がいませんか。その自分に焦点を当てましょう。
  2. 自分が今どこにいるのかを把握し、そこにい続ける努力をしましょう。体を動かしてみましょう。身体的な感覚が起こるため、実際に自分がどこにいて何をしているのかをはっきりと把握できます。風景と対話してみましょう。自転車に乗って走る、周囲の香り嗅ぐ、物に触れる、何かを動かすなど、色々なことを試しましょう。 [9]
  3. 飛び上がってみて浮くかどうかを確認しましょう。乗っている台の上でジャンプして、空中に舞い上がってみましょう。浮くことができたら、右へ、左へ、また色々な姿勢をとって移動してみましょう。秘訣は「できる!」と信じることです。最初の何回かは、自分の飛ぶ「力」を信じるのに苦労するかもしれません。 [10]
    • 少しだけ浮いた後で、着地してしまうこともあります。「夢を見ている」と完全に認識できないと、自分の飛ぶ力に自信が持てず浮いていられません。これは珍しい現象ではありません。
    • 「これは夢だ。夢だから飛べるはずだ」と自分に言い聞かせましょう。
    • 「夢を見ている」と意識し続けた結果、目覚めてしまっても落胆してはいけません。1回でも明晰夢が見られたら、今後に大きな期待ができます。
  4. 「夢を見ている」と完全に認識できれば、つまり、風景と対話ができ、飛べる自信がつけば、自由自在に飛ぶことができます。地面を押しつけて反動をつけ、空に向かって飛び立ちましょう。助走して飛び立つのも良いでしょう。屋内にいる場合は、部屋の中で自分を浮かせ、窓から外に飛んで行きましょう。もっと壮大なことがしたければ、宇宙まで飛んで行きましょう。 [11]
    • 木や送電線など、障害物に繰り返しぶつかりそうになる可能性があります。そういう場合は、それらをフワッと除けるか、中を通り抜ける練習をしましょう。 [12]
    • 降下し始めたら、「夢の中では飛べる」と自分に言い聞かせましょう。
    • 途中で目覚めてしまう場合がありますが、怪我をしたり傷つくことはないと覚えておきましょう。夢なのですから。
  5. 明晰夢を見続けるには、飛んでいる自分や周りの風景に焦点を合わせると良いでしょう。不安になって心が彷徨い出せば、それが夢にも現れます。地面、海など眼下の風景、あるいは周囲の星に目を向けましょう。飛んでいる時に体験する全ての物ごとに気づく努力をしましょう。身体感覚、温度、風景の色、雲の中を飛ぶ感覚、全てを認識できるよう努めましょう。 [13]
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パート 3
パート 3 の 4:

目標を唱えながら寝る

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  1. 飛んでいる自分をイメージする練習、夢を記憶する練習、覚醒時の自分を認識する練習ができたら、空を飛んでいる自分を具体的に想像しましょう。夢で空を飛んだ経験があるなら、それを再現するのも良いでしょう。タカのように空高く急上昇したことはありませんか?シャボン玉のようにプカプカ浮いたことは? 泳いでいるかのように空を飛んだことは? どのように、そしてどこに飛ぶかを考えましょう。
    • 目標達成の期限を設定してはいけません。明晰夢を見るには、数日から数か月かかる場合があります。挑戦し始めたら、慌てずに落ち着いて練習を進めましょう。一度に1つの方法を試しながら練習しましょう。 [14]
  2. 浮くこと、空を飛ぶこと、またはタカのように飛翔することなどを目標に決めたら、ベッドに入った直後にその目標を声に出して唱えましょう。「夢の中で空を飛ぶぞ」「夢を見出したら、それが夢だと意識し、意識できたら空に向かって飛び立つ!」と声に出して言いましょう。落ち着いてしっかりと頭の中でも目標を唱えましょう。目標と見たい夢の画像を交互に意識しましょう。 [15]
  3. 眠りに落ちた後の夢を見ている自分を想像しましょう。「夢を見ている」と認識している自分も想像しましょう。まだ現実世界にいるのかどうかのリアリティチェックをしたり、風景で奇妙な点がないかを確かめたりしましょう。空を飛んでいる自分を頭に描き、周りの風景も具体的に想像しましょう。 [16]
    • 夢の中で空を飛んでいる自分をイメージしたり、目標とする夢を唱えたりを交互に行いましょう。
    • そうしながら眠りにつけば、明晰夢を見る可能性が高くなります。
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パート 4
パート 4 の 4:

経験者のアドバイスを取り入れる

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  1. 誰かが、あるいは何かが空を飛んでいる映像をたくさん見ましょう。空を力強く飛んでいるスーパーマンや空を羽ばたいている鳥、色々な乗り物に乗って飛行を楽しんでいる人々、様々な空中写真などを見て、それらを下に眺めながら飛んでいる自分を想像しましょう。宇宙の画像を見るのも効果的です。何もない空間を軽々と飛んでいる自分を想像してみましょう。
    • 目を閉じましょう。自分の体が徐々に舞い上がり、真下の風景が小さくなるのを想像しましょう。
    • 毎日数分、空を飛ぶ自分を想像しその感覚を養いましょう。トランポリンで跳ねている自分、ジェットコースターで急激に上がって行く自分、飛び込み台から飛び降りる自分を想像しましょう。
    • 空飛ぶキャラクターが登場するビデオゲームで遊びましょう。ビデオゲームは、明晰夢を見るのに役立つ場合があります。少なくとも、ビデオゲームの画像は、空飛ぶ夢を見るきっかけになるでしょう。 [17]
  2. 夢を覚えているとその意識づけができ、夢を自由自在にコントロールできるようになります。夢から目覚めたらすぐに、内容を思い出し書き留めましょう。数日おきに日記を読み返し、繰り返されるテーマがないかを確認しましょう。 [18]
    • 空を飛んでいる自分をイメージする際は、最も頻繁に夢見る風景を思い出し、それを下に眺めながらを飛んでいる自分を想像しましょう。
    • よく起こる夢の始まりを思い出し、そのシーンを背景に浮いている自分、空に跳ね上がる自分を想像しましょう。
  3. 日中気づいた時に、「今自分は本当に目覚めているか」「夢ではなく、現実の世界にいるか」を確かめましょう。「起きているのは当たり前だ」と思うでしょうが、覚醒時に「本当に目覚めている自分」を認識する習慣をつけると、夢の中でも「本当に夢を見ている自分」を認識できるようになります。夢の中で空中に浮いている時や、空を飛んでいる時に「夢を見ているのだ」と意識しましょう。 [19] [20]
    • 1分以内に2回時計を見るという方法も、夢か現実かの確認(リアリティチェック)に効果的です。夢の中で同じ時刻が二度起こることは滅多にありません。 [21]
    • まだ夢の中で浮くことができないなら、枕の中に指を押し込むなど、物理的に不可能なことができるかどうかを試してみましょう。
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