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意欲的であるということは、 焦点を絞った議論や明確な振る舞いが実践できる、ということです。また、人に操られないための賢さと鋭さを十分に備え、加えて、積極的に学ぼうという姿勢を持っている、ということです。このような気持ちを維持するのは、とても難しいことですが、意欲的に行動するための資質は、誰にでも備っています。さあ、 今すぐに 、行動を開始しましょう。

パート 1
パート 1 の 3:

前向きに考える

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  1. 前向きになる   「私の人生って最低。ヤダな、雨が降っている」と常に悲観的に考えていると、なかなか物事を成し遂げられません。否定的に考えてばかりいると、ベッドから起きるのも苦痛になり、誰かに無理やり引きずり下されるまで、布団の中で丸くなったままでしょう。しかし、そういった心持ちは禁物です。前向きに考えることが、唯一、意欲的に行動するための鍵です。 [1]
    • 否定的な考えが浮かんだら、直ちにその思考を止めましょう。あなたには、否定的な思考を断ち切る力が備わっています。「もう充分。ここで止めよう」と思考を打ち切り、意識を別のことに注ぎましょう。意欲的な人間になりたいなら、尚更です。目の前の仕事に目を向けてみましょう。これなら、すぐに取りかかれて、あなたにはその能力もあります。他のことを考えていると、挑戦することさえもできません。
    • 物事を前向きに捉えましょう。「雨が降っているから、外にいけない」と意気消沈するのではなく、雨を肯定的に捉えてみましょう。例えば、「これまで空気が乾いていたから、地面にはちょうど良いお湿りだ」「庭の水遣りをする必要がない!」「最近忙しかったから、リラックスできるいいチャンスだ。本でも読もう!」などと、発想を転換しましょう。
  2. 自信を持って行動する   自分の置かれた環境を前向きに捉えることができたら、「自分」についても、前向きに考えなければなりせん。自分には能力がない、などと思っていると、着手した仕事を成し遂げるために注ぐ努力が、台無しになります。「できるとは思えないことに、わざわざ挑戦する意味があるだろうか?そうだ、意味などない」などと考えたら、何もしないまま終わってしまいます。
    • まず、これまでに収めた成功がどれくらいあるか、数えましょう。今現在直面していること、これまでに収めた輝かしい実績、自分が今持っている知識や能力、これまでに成し得た素晴らしいことなど、全てを思い出しましょう。その後に、今したいことができないと思うなら、その理由を考えましょう。かつて、似たようなことを達成しているはずです。
  3. レス・ブラウン氏は、意欲について語る時、「達成への強い意志を持て」と繰り返します。彼が言わんとすることは、それを、是が非でも欲しいと思わなければいけない、ということです。それなしの人生など考えられない、と。「あったらいいな」と漠然と思うだけでは、何も変わりません。それを心の底から欲しなければなりません。本当に欲しくないなら、意欲を掻き立ててもしかたがないでしょう。 [2]
    • 欲しいものを得るためには、時折、考え方を多少変えて、自分を納得させる必要があります。仕事に行くのが辛いと感じるなら、それが別のものに繋がる道かどうかを考えてみましょう。ハワイでの休暇に憧れているとしたら、今の仕事とハワイを関連づけて考えましょう。「心底ハワイに行きたい。そして仕事は、それを実現させてくれるものだ」といった目的があると、嫌なことでもそれ程苦痛を感じずにこなせるでしょう。ただし、目的は、本当に心の底から欲しいものでなくてはなりません。
  4. いつか失敗することもある、と覚悟して行動することが大切です。また、その覚悟は、生涯持ち続ける必要があるでしょう。認定ライフコーチのシドニー・アクセルロッドさんによると、白か黒かという考え方は、自分に苛立ちを覚え、物事を諦めがちになり、初めからやり直すことも余計大変になるということです。 [3] 。「失敗は起こるれど、大丈夫」と自分に言い聞かせましょう。「一度戻って立ち直ることはできるし、絶対立ち直る!」という考えを持つ必要があります。
    • 失敗や挫折は、あなた個人と直接の関わりはありません。人間であるが故に起こることです。時として、結果的に良くない判断をして失敗することもあるでしょう。また、あなたのコントロールが及ばない状況で起こることもあります。そういう状況に直面しても、冷静な態度で応じましょう。最終的にはプラスに転じます。
    • 元の道に早く戻るには、挫折したときの対処法をあらかじめ考えておくとよいでしょう。
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パート 2
パート 2 の 3:

勢いを増す

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  1. 欲しくないものを考えるのは簡単です。また、怖いものを思いつくのも簡単です。難しいのは、自分が幸せを感じるものや、頑張るための目的を正確に示すことです。しかし、何かを達成するには、マイナス思考になりがちな恐怖心ではなく、ポジティブな事柄を考えなくてはなりません。「貧乏になりたくない」という目標ではなく、「毎月、これだけ貯金する」と、前向きな目標を定めた方が、遥かに効果的で実行しやすく、怖くもありません。 [4]
    • ここで言うポジティブとは、太陽のように光輝く、という意味ではありません。自分ができることを肯定的に表現する、ということです。「太らない」という目標は、あまり意欲をかきたてません。逆に、「食事療法と運動で5kg痩せる」とすると、より具体的で、考えただけで眉間にシワが寄ることもないでしょう。
  2. 一気に大きな目標を掲げると、大変です。認定ライフコーチのシドニー・アクセルロッドさんは、 生活全体を一度に変えようとするのではなく、目標に向かって少しずつ変えていくことを提案しています。大きな目標を、実際に自分が達成できる小さな目標に分割してみましょう。 [5] それからは、前進あるのみです。意外と早く生活の変化を感じることができるでしょう。
    • 「25kg痩せたい」という大きな目標ではなく、「今週は2kg減量する」または「週に4〜5日運動する」という目標に分割します。両方とも同じ結果だとしても、後者の方が精神的負担がかかりません。
  3. 太古の昔から、人は目標と進むべき道を模索してきました。これは、哲学や実存主義だけの問題ではありません。私たちは、仕事に、人間関係に、趣味に目的を持とうとします。何かを始めても、満たされなければ、やる気が失せ、やめてしまうでしょう。減量、残業、大学入学のための勉強など、今、取り組んでいることを記録して、進捗を追えるようにしましょう。そうすれば、やる気が出て、行動がもたらす成果を把握することができます。目的も見つかります。 [6]
    • 実践方法と結果の両方を記録しましょう。「わあ、俺すごい。これ見て!」と、単に結果に感激するだけではなく、結果から、効果的な方法を精査する必要があります。勉強の仕方や運動など、それぞれで異なる3つの方法を試すなら、どの方法が最高の成果に繋がるかを考えましょう。それを基に、無駄を省いて今後の対策を立てることができるでしょう。
  4. 人間は機械ではありません(実際、機械でも休ませなければなりません)。休憩をとる生徒の方が、取らない生徒よりも、学業でより良い成果をあげる、という研究結果があります。 [7] 筋肉に休息が必要なのは、よく知られています。休憩は、怠慢な人のためにあるわけではありません。前進し続けたいと願う人たちにとって、不可欠なものです。
    • 休憩をとるタイミングは、人によって違います。また、最終目標によっても異なります。休憩は、1日のうち何度か取る必要がありますが、人生という長い道のりにおいても、何度か取るべきでしょう。
  5. 仕事が大好き、という人は、それ程多くはないでしょう。また、したくない運動をしたり、他人にお金を払って家事や雑事を片付けたりする人もいるでしょう。するべきことは、私たちの生活から消えることはありません。ですから、できるだけ管理しやすく、また楽しめるようにしたいものです。楽しめないなら、一生片付かないままかもしれません。
    • 自分の仕事について考えてみましょう。つまらないと思っているとしたら、楽しくできる方法はないものでしょうか?例えば、興味のあるプロジェクトに携われるように上司に頼んでみる、自分の好きなことに集中的に取り組む、などです。 [8]
    • 運動が嫌なら、別の方法を見つけましょう。カロリーを燃焼するのに、フルマラソンを走破する必要はありません。水泳をする、エアロビクスなどのクラスを受講する、ハイキングに出かけるなど、色々な方法があります。好きでもない運動をしても、続けられません。
  6. ご褒美については慎重に考えましょう。ちょっとしたことで、いちいちキャンディやチョコレートを出してくるのは考えものです。ご褒美は、小出しに、また、適切に与えてこそ、効果が出ます。何かをし終えたら、それに値するご褒美を自分に用意しましょう。 [9]
    • アクティビティの最中、5分毎に「ご褒美、ご褒美」などと言っていたら集中力がなくなり、時間の無駄にもなります。その代わり、小さな目標が達成できる度に、自分にご褒美をあげましょう。今週、毎日運動したなら、その報酬として、家でヨガをしたり映画を見たりする日を1日、設けましょう。
  7. 事を達成するための最良の方法を見つけるには、これまでに実践したことのないことに挑戦しなければなりません。成長過程で、あるいは改善を遂げる過程で、ミスはつきものです。成果に繋がらなかった事柄は「可能性リスト」から除外し、進むべき道を絞り込み、そこから、新たに行動を起こしましょう。厳密に言えば、ミスは良いことです。少なくとも、ある役目を果たします。 [10]
    • もう1つ、人は愚かに見られるのを恐れて、挑戦を諦める傾向があります。教室では手を上げない、使い方が分からない新しい道具は使わない、といったように、心地よくいられる範囲内に留まろうとするのは、人間の習性です。しかし、良い成績を取りたい、痩せたい、ビジネスで成功したいなど、様々な目標を定めた後に、素晴らしい結果を出すには、気が進まないことでもしなければなりません。
    • 同様に、ミスを犯しても、落ち込んではいけません。ミスをした後に、「ああ、随分と遅れをとってしまった。続けても意味がない」と思って止めてしまうのは簡単です。しかし、やめるという選択肢はない、と自分に言い聞かせれば、やめずに続けられるでしょう。つまずきは、大したことではありません。起き上がり、もう一度やり直せばよいだけです。
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パート 3
パート 3 の 3:

順調に物事を進める

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  1. 単純なことですが、前進し続けるためには、身の回りに、自分の目標を常に思い出させてくれるものが必要です。人でも物でも、自分の気持ちを正しい方向に導いてくれるものです。バランスを崩して、目標を見失うことは珍しくありません。目標を思い出させてくれるものが近くにあれば、再び焦点を定めることができ、進むべき方向が明確になるでしょう。 [11] 認定ライフコーチのシドニー・アクセルロッドさんによると、モチベーションを保てるよう自分をサポートするには、 アファメーション(自分に対する肯定的な宣言)やマントラも良い方法です。 [12]
    • パソコンの背景画像を変える、メモを壁に貼る、携帯電話に覚書きをセットするなど、小さなことをいくつか実行すると、やる気スイッチを入れることができます。周りの小さなことを自分のメリットになるように使いましょう。
    • アクセルロッドさんによると、アファメーションを忘れないようにするには、洗面所の鏡の横にメモを貼っておく、自分の目標を思い出すアクセサリーを身につけるなど、目に見えるアイテムを使って記憶に留めると良いということです。 [13]
  2. 残念ながら、人のせいで意欲が失われることもあります。減量している最中に、チーズケーキを食べさせようとする友達がいるかもしれません。そういう友達は、良い仲間ではありません。成功への道を進むには、誰もがサポートしてくれる人を必要とします。どんなことでモチベーションを保っているのかを、友達や家族に伝えましょう。集中を切らすことなく、目標に向かって前進するのを応援してくれる友達はいますか?
    • 人も意欲を起こさせてくれます。友達や知り合いに、「5kg減量」という目標を伝えましょう。良いアイディアや減量法を教えてくれたりして、目標達成への道のりが楽になるかもしれません。自分1人だけで頑張らずに済むでしょう。
    • 同じ経験をした人が相談相手になってくれると、非常に心強いでしょう。起業した人、25kg減量した人、夢を実現させた人などを知っていれば、そういう人の話を聞き、どのように目標を実現させたのかを尋ねましょう。彼らの忍耐強さや、「できる」という気持ちを形に変えた事実こそが、今のあなたのやる気やモチベーションを保つのに不可欠なものかもしれません。 [14]
  3. 日が経つにつれて、退屈したり、不安になったり、注意力が散漫になったりすることもあるでしょう。そういう状況を避けるためにも、学び続け、また、学びに刺激を加えましょう。どんなことに対してであれ、長い間意欲を持ち続けるのは困難です。しかし、常に目標を変えたり、知識を進化させたりし続ければ、比較的楽にできます。
    • 目標が減量であれば、成功談や成功を綴ったブログなどを読む、通っているジムのトレーナーに効果的な減量方法を尋ねるなどしてみましょう。栄養士に話を聞くのもよいでしょう。これまでに試したことのないトレーニング法や、食事療法など、新しい要素を1つずつ試しましょう。新しいものをどんどん取り入れると、常に新鮮な心持ちでいられます。
  4. 意欲的な人間になろうと努力しているなら、決して、他人と比べてはいけません。相手は、全く別の人間です。比較しても意味はありません。何度も聞いたことがあるでしょうが、大事なのでもう一度言います。比べるべき真の相手は、過去の自分です。重要なのは自分自身が良くなることで、他人は問題ではありません。
    • 進捗状況を記録する大切さは、ここにあります。自分の現状を計るには、かつての自分を知る必要があります。少しでも進歩を遂げたなら、ライバルたちが何をしていようとも、恥ずかしく思うことは何1つありません。
  5. 目標に近づいてきたなら、これまでの道のりで多くのことを学んだはずです。習得した知識を使って、他の人の手助けをしましょう。自分のやる気が出るだけではなく、他の人をも、やる気にさせるでしょう。目標に向かって努力を続けている時、側で応援してくれる人がいると嬉しいですよね。
    • 数キロの減量、起業、テストで満点など、成功経験から培った知識を基に、他の人を支援しましょう。あるいは、その知識をさらに掘り下げましょう。習得したことを声に出して言うことで、また他人に伝えることで、理解が深まります。加えて、誰かの手助けをすることで、焦点が定まり、自分の成長も感じられ、晴れやかな気持ちになるでしょう。
  6. 小さな目標が達成できたら、次は上に向かうのみです。全体像を見て、最終ゴールを目指しましょう。目標を細分化する必要は、もうありません。大きな目標に向かって前進するのみです。意欲的になるとは、正にこのことです!ハワイでの休暇の予定を実際に立て始めましょう。着たかった水着も着られることでしょう。
    • 最終目標を常に意識しましょう。そうしないと、目標は遠のいてしまい、達成が難しくなります。何のために、辛い努力を重ねて来たのか、分かっているはずです。トンネルの向こうに光が見えます。トンネルを抜けたら何をしたいですか?また、次なる目標を立てて前進しましょう!
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ポイント

  • すでに、なりたい自分になっているかのように話しましょう。「私はポジティブになる」ではなく、「私はポジティブだ!」と言う方が遥かに効果的です。
  • 肯定文で自分に対する確約を作り、繰り返し言うことで、強い人間になれるでしょう。抱えている問題を解決できるように、肯定文の確約を選びましょう。怖がりなら「私は大丈夫」と、恥ずかしがり屋なら「私は自信に溢れた人間だ」と言いましょう。否定文を避け、前向きな態度を持ち続けましょう。
  • 自分の可能性を解き放つために努力し続けることには、価値があります。その間、意識的に、あるいは無意識に、 他のたくさんの人の可能性をも解き放つ手助けをすることでしょう。
  • 困難に直面することは必然です。しかし、前進し続けましょう。間違った一歩を踏むと、これまでの努力が全て無駄になるかもしれません。ただし、正しい一歩を踏み出せば、大きな飛躍に繋がります。人生とはそういうものです。
  • 何かに憧れ敬意の念を持つということは、それが欲しいということも意味します。否定的に考えてしまうと、自分のものになりません。所詮、考えは、頭の中にしかありません。しかし、目標や夢は、頭の中だけにあるのではありません。
  • 目標と情熱を向けられるものを明確にしましょう。そこから意欲が湧いてきます。
  • 前向きの姿勢を維持しましょう。困難に直面するのは必然です。精神的に強くなり、計画を推し進めましょう。あなたにはその価値があります。
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注意事項

  • 物事を肯定的に考えると、肯定的な考え方が習慣化するように、否定的に考えると、否定的な考え方が癖になります。小さなことに、くよくよしてはいけません。
  • 意欲的になるとは、無理に笑顔を作ることや周りの人全員を喜ばせることではありません。
  • 新しく見つけた自己動機付けの方法を試している最中にミスを犯しても、自分を責めてはいけません。すぐに元に戻れます。自分を許すことも大切です。
  • 自分が正しいと思うなら、困難に立ち向かう勇気を持ちましょう。
  • 自分に優しくなりましょう。
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